アルピナ購入後のお話(2006年1月〜12月)


ついに15万8000kmを超えました。
目指せ20万km♪
ぼくに選ばれたせいで、E36アルピナとしては
世界一過酷な条件で走ることになってしまったアル坊。
車の声を聞くことはできませんが、
「ちょっとは休ませてくれ〜」と言ってるかも。
平日も休日も、ほぼ毎日走ってますからね。。。

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1月:「封印」の効果
毎年、冬はスタッドレスを装着してます。今シーズンは11月末から付けてるのですが、サイズが205なのでウェットで滑る滑る(^^;
カーブでスピード出しすぎると危険なので、ぼくにとってはまさに「封印」
でも、深夜の会社からの帰り道、よくいろんな「それ系」の車に追いかけられます。
そうなると、こっちとしても負けてられないんで引き離しに掛かるんですけど、
カーブで4輪ともグリップを失いながら走るのは、ちょっと怖いですね。
最初だけハンドル切って、途中からはほぼまっすぐハンドルにして、アクセルの加減だけでカーブを曲がるという変な技で、ちゃんと相手を置いてきぼりにできているので、まあ満足です。
この「封印」、いい練習になります。
夏タイヤに戻る頃には、ちょっとは運転うまくなってるかも(^。^)


2月:いろいろメンテ
まず、最近気になっていたギシギシ音対策のため、ドアモールパッキンを交換することにしました。オリジナルの新品はすでに手に入りませんので、以前取っておいた中古品を高温スチームであぶって、へたりを修正します。

んで、交換。
なかなかいい感じです。ドアを閉めたあとの密閉感が今までとは段違いです。新品と同様じゃないかな。
みなさん、もしモールを買い換えても、前のは捨てないで取っておいたほうがいいですよ〜

あと、会社でもらってきた「シンサレート」という住友3M製の吸音材を、ボンネット裏に入れてみました。
このシンサレート、レクサス車やプリウスでは、タイヤハウスの裏側に貼られてたりしますので、効果はあるようなのですが、今のところ「?」です。
これから、入れる場所をいろいろ変えて効果を確認していこうと思います。

あとは、フロントのサイドマーカーレンズ。
純正のホワイトマーカーのレンズカットがちょっと気に入らなかったのでクリスタルマーカーを付けたのですが、これもまたギラギラ感がちょっと派手すぎだったんで、こんなことをやってみました。


これ、家の窓ガラスに貼るプライバシーフィルムです。サンド模様というやつです。リビングの窓に貼ったら少し余ったので遊んでみました。
3次曲面に貼る為にちょっと工夫が必要ですが、どうでしょう?
まだ100%満足ではありませんので、今後も試行錯誤が続きそうです。

3月:封印解除!&ひっさしぶりに洗車


というわけで、我慢しきれず封印(スタッドレスタイヤ)解除です。タイヤはよくよく調べたら5シーズン目だったんで、使い切るつもりでガンガン走ってました。(封印の意味なし・・・)
目視では、あんまり減ってなさそうだったんで調子こいてたんですが、外してびっくり、内側はサイプが完全になくなってました。265サイズにアライメント合わせたままだったのを忘れてました〜
あと、無塗装樹脂部品を専用コーティング剤で磨いてみました。エンジンルームもこの通り!
あっちこっちきれいにしたのは、ほぼ半年ぶりですねー
ここまでキレイにしてたら、先日の○リバー出張査定で50万円!という驚愕の買取価格を叩き出すこともなかったのかな??

ところで、先月の落下事件ですが、詳細を書き加えてみました。いやー不幸中の幸い、っちゅうか、全く不幸にならずに済んで本当によかったです。
(クリックすると拡大できますぜ。)

そんなこんなで、今月中に16万km逝っちゃうカモ。すごいなー。  

4月:良いニュースと悪いニュース、どっちが先に聞きたい?
まずは良いニュースから。
ついに16万kmを超えました〜(^。^)縁石に接触とかを除けば、僕自身の連続無事故記録も20万kmを超えました。
これからも、無事故でアル坊を走らせていきたいです。


ちなみに悪いニュースは、オーバーヒートで立ち往生!しちゃったことです。
会社からの帰り道、突然水温が上昇し始めて、あっという間に赤ランプが!
水温を下げようとヒーターを全開にしても、温風が全く出てきません。でも、ブレーキを踏んだ時、一瞬だけぼわっと温風が出るんです。
ということは、「水が循環してない・・・」
家に帰ってラジエターを見ると水が無くなってたので、とりあえず補充して翌朝見てみると水が減ってなかったんで「なんだー水がちょっとずつ抜けてただけか」と思って走り始めたところ、またまたぐんぐん水温が上がっていくではありませんか。

10分後、ついに油温が100℃を超えました。これはまずい、ってことで、最寄の駅のパーキングへ目的地を変更。
そうこうしているうちに、油温は130℃に・・・!
アイドリングは不安定になり、時々エンジンが止まります。タペット温出まくりの上、再始動してもすぐ止まったり。
マジでヤバイです。

とりあえず名鉄前後駅のアピタに車を放り込み、8時の会議に間に合わせるべく、電車に乗り換えです。
会議の後、ディーラと保険会社に連絡を取り、トランスポータの手配を済ませ、約束の時間に駅まで来てもらい、その場で代車を受け取りました。

翌日、ディーラから連絡があり、13万円掛かるとのこと。エンジン載せ換えも覚悟してたので、即OK。

結局、ウォーターポンプ破損→水温急上昇→ラジエタータンク破裂→水抜け→水温センサとサーモスタットが空焚きで破壊、という現象がわずか数分のうちに起こってしまったようです。


ラジエター、サーモ、ウォーターポンプを交換しただけで済んで、ホントよかったっす。

5月:CLUB BMWとジョイントオフ♪(161,600km)
えー、すごく久しぶりに、ツーリングに参加してきました。
仕事の方で本当にいろいろ不幸なことがあって(すべて人為的な被害です!)鬱病の再発が始まってたんですが、なんとか家を出る気力を搾り出して行って来ました。ちょっと遅刻してしまいましたが・・・(^^;

えっと、ClubBMWさんとの、ジョイントですよね。

気持ち悪いくらいたくさんのE36アルピナが居ます!! てか後乗りしたイーサムネットの台数のほうが多いって・・・



でも楽しかったです。皆様から元気をもらうことができました。
喋りすぎて御迷惑だったでしょうね。すみません。坑鬱剤で無理やりテンション引張りあげてたので・・・

 

6月:アルピナ純正ショックOH(2回目)

先月のツーリングのちょっと前から、リアがぶわんぶわんする感じがして、ふわわkm/hでカーブを曲がるとき、アクセルの加減がすっごく神経質になってたんです。
そしたら、イーサムネットの皆様から、「リア抜けてるよ!」と教えていただき、ようやく異変に気づきました。

一人で走ってると気付かず見落としてしまうことって、よくあるんですよ。仲間が居るというのは心強いですね。

今回は、できるだけ自力でやろうと頑張ったのですが、やはりフロントのストラット分解は、エアーインパクトが無いと無理。というわけで、イーサムネット東海のテツさん宅ガレージ&テツさんの手をお借りして、スペアのビルシュタインに組み替えました。

で、外したショックをエナペタルさんに持ち込んでOHしてもらったのですが、返ってきたショックをみてびっくり。


先回は、クラフトさんというタイヤショップ経由で、同じエナペタルさんOHに出したんですよ。
その時は、砂埃も付いたまま、擦り切れたブッシュも交換されず、作業完了書も無く、それでもOH代金だけ取られたので「おかしいなー??」と思ってたんです。
普通は8万km以上持つはずのショックは、OH後6万kmくらいで抜けてしまいました。

今回は、ちゃんと作業完了書が付いています。本体にOH済みのステッカーも貼られています。当然ながら、外筒もキレイに洗浄されています。ショックは一本ずつ、新品のプチプチで梱包されていました。

前回とはあまりに違います。同じ店なのに??

ここから考えられる推測は、あまり考えたくありませんが、
「前回は、エナペタルに持ち込まれていない。OHどころか、開封さえされなかった」可能性が大です!!

みなさん、カーショップ経由でOHなどをお願いする時は気をつけましょう。
実際に作業する業者の連絡先とかを教えてくれない場合は要注意です。
業者に出さず、ただ預かって返すだけで、代金を取られてるかもしれませんよ!!

7月:タイロッドエンド交換・レインセンサ装着・ステアリング革巻き修理
以前、ショックを交換するときに、タイロッドエンドのブーツからグリスがはみ出しているのを発見したので、交換することにしました。

この作業、圧入部の抜き取り用工具と、正確に寸法を測れる定規があれば、そんなに難しい作業ではないのです。
というわけで、イーサムネットのテツさんから専用工具を借りて、作業開始〜

道具もOK、ジョイントからの寸法も控えたし、次はいよいよネジを外すぞ〜

ところが、ウチのアル坊の場合、16万kmが響いたのか、水没の後遺症なのか、ロッドのネジが固着しており、ディーラに一日預けても無理でした。
というわけで、ジョイント部から全部交換することになってしまいました。

帰ってきたアル坊に乗ってびっくり。ステアリングが軽くなってます。
アライメントも変えたのかな?
車内まで完璧に掃除されてて、うれしかったっす。(今も買ったディーラで整備してもらっています)


また、梅雨時の運転をラクにするため、レインセンサを取り付けてみました。
1時間少々で取付完了。先日の諏訪オフでも大活躍!なかなかいいですよこれ。

外から見るとけっこう大きいですが、運転視界を遮るほど大きくないです。
センサが半分くらいの大きさになれば、もっと人気が出ると思います。
詳しい取付方法が知りたい人はぜひご連絡ください。

次に、前から気になっていたステアリングの革を修理しました。
スイッチトロニックの操作部だけが無残に剥がれてます。

前の革を剥がすと、他へのダメージもあるため、この上から布屋さんで買ってきた合皮を貼ります。
表皮は、写真にあるような形にすると、綺麗に貼れます。


完成〜
ボタンの部分もボロボロだったので、ちょうどよかったです。

8月:ATがついに逝った・・・?(166600km)
今年の夏も暑いですねー(T_T)
で、なんかATが滑る感じがしてきたんですよ。踏んでもパワーが逃げてく感じ?
ZFのATは、ジャトコよりは丈夫らしいんですが、それでも12万kmくらいまでで寿命が来るのが普通らしいです。

で、ウチのアル坊は、というと、余裕の16万kmオーバー・・・
こりゃヤバイってことで、即ディーラにTEL。
お盆休みにもかかわらずピットを開けてくれました。

で、ダイアグをつないでみたんですが、
ディーラさん「異常ないよ」
みずにー「本当に?」
半信半疑のみずにーに、メカニックの○中さんが操作画面を見せてくれまして、丁寧に説明してくれました。
なんと、車速とエンジン回転数を常にログしていて、ATの異常(滑りなど、回転数のイレギュラー)があれば
すべてECUに記録されるんだそうです。
その結果、異常の兆候すらなく何の問題も無く走れるとのこと。

じゃあ、なんでパワーが逃げる感じがするのか、というと、
エンジン油温が高い時は、ATの変速タイミングを遅らせて、車に掛かる負担を減らす制御が掛かるそうなのです。
うーんなるほど。

あとは、今年はプジョーがウチの家族に加わったため、そっちのATフィーリングに惑わされて、違和感を感じたのかも・・・

というわけで、今のところアル坊は順調そのもの。
安心した気分でお盆休みを迎えることができました。

というわけで、相変わらず空いてる道に出ればバンバン踏んで、ふ○○km/hクルーズを堪能してます(ぉ

9月:さすがにコレだけ走るといろいろ・・・
現在16万7000km。国産車に乗る周囲の人からは驚嘆の目で見られてます。
でも、さすがにコレだけ走っていると、いろいろ出てきます。
まず、ドアを開けてもルームランプが点灯しなくなりました。
「なんだーそんなことか」と思っちゃいけません。これ、セキュリティーが作動しないってことなんです。
さらに、なぜかリアの窓が「開くけど閉まらない」状態に。どうやら多重通信のドア関係のECUが逝かれたようです。
ディーラで品番を教えてもらい、オークションの部品取り車を探したところ、最初の1台はハズレで、2台目はビンゴでした。
同じ品番でも、写真のようにコネクタの数が違ってたりするので要注意です。
ETKで検索するより、ケースに印字されている品番で探したほうがいいです。

上が4ドア用、下が2ドア用です。グローブBOX奥にあるのですが、表側は同じなのですが、裏側のコネクタ数が違います。
2ドア用のECUを付けてみたら、ドアを開けるたびに窓がちょっと下がるのが面白かったです(^^)

この2ドア用のドアコンECU、どなたか欲しい人居ます?5000円で買いましたが、格安でお譲りします。(1000円くらい?)
ちゃんと動作確認済みですよ〜


あとは、奥様がリアバンパー側面をガリガリーって擦ってしまったので、モールを交換しました。
でも、ただ交換しただけじゃ面白くないので、前期型の部品取り車を探して、モール一式譲ってもらい、こんな風にしてみました。
アルピナグリーンじゃないですけど、無塗装黒とは雰囲気が違って、まあまあの出来かと思います。
サフ掛け&水研ぎのあと、ファンカーゴのグリーンメタリックの缶スプレー1本半使って完成です。

あとは、長年の懸案だったドアハンドルのパッキンと、リアウィンドウのモール、ドアウェザーストリップ(外側)を交換。

ドアウェザーストリップは、外の音が気になるので交換しました。窓のモールは、見栄えがメインかな・・・
今回これらは新品を購入しました。露出しているゴム部品は、中古だと結局すぐに傷んでしまいますからね。
(でも、ドアウェザーストリップは捨てずに再利用の予定です)

ドアハンドルのパッキン交換は苦労しました。ディーラに電話してやり方を聞いたのですが、どうもうまくいきません。
苦戦していたら、なんとメカニックのN中さんがウチのガレージに突然来てくれまして、SSTを貸してくれました。
その上、最初の1つを実演までしてくれまして・・・ありがとうございます!!
これはドライバーとかじゃ無理ですね。

でも、車で来た風でもなく・・・徒歩??
ウチのガレージは、ヤナセ天白から徒歩15分くらいあるはずなんですけど・・・

これからも大切に乗っていきますんで、よろしくおねがいします〜〜

さて、ドアハンドル交換に並行して、こんな逸品を入手!

取り付け状態はこんな感じ。グリル一体のユニットで、E36専用形状!なんです。
セダンの場合ほぼ無加工で収まります。


裏はこんな感じ。まだ暫定ですけど、一番のメリットはBOXが無いこと。
ウチの場合、2年に1回はマウント交換やダンパーのオーバーホールをやるんで、
スピーカBOXの爪とかがとっくに破壊されちゃってたんです。
スピーカ自体も日焼けでそろそろヤバい感じだったので、ちょうどよかったです。

トランクをスピーカBOXとして使えるんで、低音の「鳴り」も期待できるかも・・・(^^)

月末はイーサムのオフ。楽しみです!


10月:アルピナイーサムネットのオフ会に参加
してきました。
いやーこのイベント、毎回すごいです。すごく濃いです(^^)
ビンゴゲームのために景品を用意するんですが、ぼくが用意した物は、
特定の人には喉から手が出るほど欲しい(買うと高い)けど、その他の人には全く興味が無いという
キワドイ部品を幾つか出しました。
でも、貰い手が居てよかったです。

さて、今回は名古屋を出て、諏訪〜伊香保〜赤城山〜八王子経由名古屋帰着というルートを走りました。
給油2回、1000km近くを走破というのは初めてでした。

でも、仲間のみなさんと一緒に走れて楽しかったです。(写真はメンバーのI藤さんから無断拝借・・・)



諏訪から伊香保に行く途中で、山越えのルートを通ったんですが、そのあとどうもブレーキの調子がおかしいのです。

現在ぼくが使っているのは、ディスクがロッキードのベンチレーテッドタイプで、パッドは純正。
で、どうもこのパッド、ロータへの攻撃性が激しいらしく、鉄粉の量が多いです。

特に今回のオフ会などでは、ぼくも含めてみなさん気合を入れてホイールを磨き上げてきてますので、
500kmくらい走った後にホイールを見比べると、どのパッドがダストの発生が少ないか一目瞭然。

・・・ウチのがいちばん汚なかったです。(^^;
あと、赤城山を抜けた後、ブレーキを踏み込むとゴリゴリと変なフィーリングが・・・
見ると、ロータがすごくガリガリになっちゃってます。
純正のパッドは、やめたほうがいいですね。

というわけで、物は試し、アウトグランツのパッドを試してみようと購入。


んで、どうせならディスクもってことで、ちょっと怪しい感じのディスクを購入。
怪しいといっても、これを加工しているショップはレース向けのカスタム部品を企画販売している店なので、
性能は折り紙つきなのではないかと思います。



ただ、パッと見、ドリルドスリットロータの割には迫力が無いので、どうなんでしょう。
ま、ルックスより性能なんで、実際付けてみないとわかりませんが。

ショックの交換と併せると手間が省けるので一気にやりたいのですが、
フロントのショックだけはウチの設備だけではできないため、どうするか思案中です

11月:ディスク&パッド、2時間で交換!(169500km)
前回、10万kmで交換したディスクがずいぶんガリガリになってきたのと、パッドによる鉄粉量がハンパじゃなかったため少々寿命が残っていますが交換することにしました。

ディスクの表面はこんな感じ・・・かなり波打ってます。こうやって見るとわかりませんが、3mmくらい減ってます。



おろしたキャリパーを支えるのに洗車用バケツが丁度良い高さなんです。
パッドは、あと5000kmで寿命ってトコでしょうか。



装着後はこんな感じ。このリアは大丈夫だったんですが、
フロントで左右逆のスリットを組んじゃいました・・・

この作業ミスを差し引けば、ツナギに着替えるところから最後に手を洗うトコまで、正味2時間で作業できました。
前回は試行錯誤しながら4時間かかってたので、ずいぶん手際が良くなったと思ってるんですがいかがでしょうか?(^^;

12月:17万km突破!まだまだ走りますよ〜
というわけで、ついに17万kmいきました!

名古屋という渋滞の多い環境での17万kmは、かなり酷だったと思います。
やはりボデーは、新車時に比べれば確実にユルんでますが、230km/hで走らせてもノープロブレム。
(道交法的には大問題です!テストコースでの話ですよ!!)

ただ、やはり気になるのはエンジン。
これまで全く手を付けてないので、どうなってるか気になるところです。

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