アルピナ購入後のお話(2005年1月〜)


ついに14万kmを刻んだアル坊。
いつのまにか、生涯のうちで一番長く運転している車になりました。
やっと最近、車が体に馴染んできたような気がします。
でもまだ、限界まで性能を使いこなし切れてないことは、よくわかってます。

2008年の日記を見る  2007年の日記を見る
2006年の日記を見る  2004年の日記を見る
2003年の日記を見る  2002年の日記を見る
2001年の日記を見る  2000年の日記を見る
1999年の日記を見る

2005年1月 2005年2月 2005年3月 2005年4月 2005年5月 2005年6月
2005年7月 2005年8月 2005年9月 2005年10月 2005年11月 2005年12月

1月:残念!!
えー、燃費の悪い理由は、エアフロメータのセンサが汚れていたためでした。水で湿らせた綿棒でコシコシとこすったら、綿棒はけっこう黒くなりました。それに連動してか、プラグも黒くなってましたので、コレもブラシで洗浄。
んで、その時またしてもプラグホールがオイルでベトベト!!
タペットカバーのオイル漏れが再発。(2003年11月・10万km)、たった4万で再発ですよ。
どうなっとるんじゃーというわけで、自分で分解してみることにしました。
ディーラで「この前変えたやつと同じのをちょーだい」と言って、部品を購入。
カバーを留めているボルト用のパッキンも15個購入。よーしこれでOK!!

エンジンカバーを取ります。
次にタペットカバーをはずします。中折れのジョイントがあれば、奥のボルトもはずせます
        
タペットカバーの裏は、パッと見きたないですが、スラッジ溜まりもなく、乾いたオイルが薄く付いてるだけでした。
このカバー、驚くほど軽いです。ただのアルミだとは思いますが、鋳物じゃなくダイキャストみたいです。
分解に掛かった時間は30分ほどです。ディーラの人は、交換・復元までを1時間でやるそうです。すげー。

14万kmのあいだOH無しでも、カムシャフト周りはすごくキレイでした。オイルは他の人に比べ倍の距離(1万〜1.5万km)で交換してたのでちょっと心配でしたが、これを見ると、コレでよかったんだーと思えます。

これが分解した状態。ボルト類はすべてパーツクリーナでジャブジャブ洗いました。(右上の豆腐パック内の黒い水がそれです)


ではいよいよ、ディーラで発注した、前回と同じ部品を組みましょう。
・・・・あれ??形状合わないぞ。

ディーラに電話したところ、「間違えた」とのこと。
勘弁してよ〜〜

(あまりのショックに写真撮るの忘れてました)

とりあえず、今回の分解でパッキンの劣化は無かったので、液体シール剤を塗って組みなおしておきました。
部品やパッキンを洗浄したり、グロメットやパッキンにシール剤を塗布して組みなおすまで、約90分。素人にしてはまあまあの所要時間でしょうか。
これでしばらく様子を見てみます。

そうそう、ガソリンタンクもバラしてみましたが、フロートの接点が汚れていただけで、特にゴミとかはありませんでした。
肝心の燃費は、何とか7km代後半までもちなおしました。


2月:今年はスタッドレスの出番無し〜
えー、いつもなら1月にはスタッドレスに交換して、雪道の通勤やスキーに大活躍!?のスタッドレスタイヤですが、
今年は雪が全然降らなくて、しかもスキーにはMikamiさやHAY!さの車を出してもらったおかげで、今年の冬はついにタイヤ交換せずに済んでしまいました(^^)
燃費は相変わらず7km台後半。たしか買ったときは8km以上出てたはず。うーん・・・・

3月:まだ雪が降ってるよ!?&イーサム静岡オフ参加
というわけで、この時期のスキーで新雪を経験するとは思いませんでした。
なんか、地球環境が不安定なんでしょうか?ちょっと気になりますね
今年から、高速道路にいろんな割引制度が導入されたおかげで、スキー場への往復がお値打ちになりました。

あと、静岡までオフ会に行ったときも、途中の三ケ日でタッチ&ゴーを掛けることで料金半額!という裏技も繰り出したり。

しかし、どうも燃費が気になります。あと振動も。
今月で14万2000kmですが、毎日走らせてるので機関は元気です。  

4月:こ、これか〜!!
3月に、マンデリンさんとHAY!さんの3人でスキーに行ったときの事。
マンデリンさんは現役のディーラメカニックでもあるので、いろいろな故障の事例を教えてくれました。
その中で、ちょっとヒントになる話を聞けたので、早々自分の車で試してみました。

まず、キャブクリーナを用意します。
次に、エアフロメータの付近でエアインテークの配管をはずし、アイドル状態でキャブクリーナをぶわーっと噴射します。
そのまま噴射を続けると、エンジンは窒息して停止します。
そしたら、そのまま1〜2分放置してから、エンジンを再始動します。
エンジンが掛かったら、今度はエンジンが止まらないギリギリの量を2分くらい噴射します。
そのままアイドリングが安定するまで放置したら終わりです。

さて、これ、何をやったかわかります?
吸排気系のカーボンを除去したんです。
さすがに14万km、しかも半分以上が市街地走行という悪条件を走ってきましたので、それはそれはすごいことになってるはず。
で、OHはコスト的に厳しいので、自分でできる範囲でやってみました。
結果、まだ高速道路メインの走行しかしてませんが、リッター10〜11kmが出ました!

休み明けになったら、市街地走行の燃費も計測する予定です。

5月:GWはドライブ三昧!
今年のGWは、なんとたったの7連休・・・。普段なら9連休なのに。しかも5/7(土)が出勤なんですよ。
まったくトヨタカレンダーって・・・

それはともかく、まず4/末には、東海環状自動車道を周回してきました。名古屋ICから中央道経由で土岐、東海環状道で美濃加茂、東海北陸道で一宮、東名&伊勢湾岸道で豊明と、「9」の字に200km近くを走ってきましたが、
朝7時にICに乗ったので、通勤割引も効いて料金はたったの550円!
5/1〜3は、伊豆・修善寺まで静養に行ってきました。
覚悟していた渋滞は、5/1・2がカレンダー上で平日だったこともあり、ほとんど混んでおらず、快適に走ることができました。

半島をぐるりと一周して、(天城峠も走りましたよ)帰ってきたら、かろうじてリッター10kmが出ました。

そろそろ車をどうするか、考えなきゃなぁ・・・(売るか、持って行くか)
 

6月:やっとわかった!グローブBOXの直し方!!
はい、すごーく長年にわたっての懸案だった、グローブBOXの蓋の「落ちかけ」の直し方がわかりました!
まあ、買い換えれば済むんですが、それは根本的な解決にならないんで。
で、何度かいろんな方法を試したんですが、今回すごく効果的&シンプルな方法を見つけました。
蓋がずれる原因は、蓋の上にあるパネルの爪が折れてしまうことによるためで、これは一度BOXを外すとたいてい折れてしまいます。そこで、写真のように2.5mmのリベットでここを固定しちゃいます。んで、その跡を起毛テープで隠します

そうすると、こんな感じになります。新車時の取り付け状態に近くないですか?
BOX外さなければ作業時間は5分〜7分で済んじゃいます。
ちなみに、この施工をしたあとでも、BOXは、上のグリルと一体で外すことができます。

あと、夏に向けてエアコンの掃除は済ませましたか?
まず、フィルタは洗って干せば何度でも使えるスポンジタイプが絶対オススメ。そして、フィルタを外したら、せっかく苦労してバラしたんですから、エバポレータの除菌洗浄は必ずやりましょう。これは家庭用エアコンのものですが、BMWのエバポレータはプレートフィン式という、家庭用エアコンと同じ旧式の構造なので、これでOKです。薬液が途中からぶわーって拡がってくれるので便利です。スギ薬局で399円で売ってます。これ1本で2台分くらい使えますので、すごくお得ですよ〜


7月:ブレーキパッド交換ふたたび(148000km)
えーっと、前回のパッド交換は9.9万km(02年9月)でしたので、まあ予定通りという感じです。
ただ意外だったのが、前後とも同時に警告灯が点いたということ。
普通は前だけ減るもんだと思ってましたが・・・前後ともこんな感じになってました。

E36だけかもしれませんが、こういう方法でパッドの残量を判別することが可能です。

パッドを支えている板バネとキャリパーの相対関係を見たとき、キャリパーの端面と板バネとの段差がパッドの減り量と近似なので、ホイールを外さなくても、すきまから目視でだいたいのパッド残量が把握できます。
段差が10mmになったら換え時です。
これで、毎回パッドセンサーを擦り切って余計な出費をすることもなくなりそうです。


8月:オイル交換とマイクロロンの効果は・・・
7月に2万kmにわたり使い倒してきたオイルがそろそろヤバくなってきたので交換することにしました。
稲沢のラビットにしか置いてない、Be-UPを入れたのですが、なんとここ2年間ずっとGoldグレードは品切れ。
1缶しか在庫が無いのです。こういうオイルを入れる車が4Lで済むハズないでしょ?まったくわかってないなぁ・・・

で、Silverグレード(10W-50)を入れました。こちらも摺動部に絡みつく非ニュートン系なので、マイクロロンとの相性はバッチリです。帰り道、ナゴヤドーム近くのクラフトでマイクロロンを購入し、その場で注入。

マイクロロン、いつも効果が疑問なんですが、以前乗ってた祖父のサニーで効果テキメンだったので、5万kmおきに入れるようにしています。特にぼくの車は、高速ツアラーにとっては過酷な「通勤条件」で毎日走らせているので、こういうケアは怠らないようにしています。ただ、これがすべてのE36アルピナにオススメかと言うと、やはり「?」です。


9月:ついに15万km突破!!
さてついに15万kmを突破したアル坊。最近ボデーの一部がギシギシ言うんですよ。これ放っておいていいのかなー?
ほかには、そろそろ寿命が来るアッパーマウントの対応ですかね。
先日オークションを探していたら、Z4用のフロントアッパーとE46用のリアアッパーのセットが出ておりまして、コレをゲットしました。
でも、来年からは自分で買いに行ったほうが安いので、こういう買い方をするのはコレが最後かと思います。

あと、当て逃げは、まあ状況が状況なんで仕方が無いですね。デコラインはそろそろ張り替え時でしたし、ドアの傷はコンパウンドで落とせましたし。
今月はALPINA E-therm netの年に一度の新潟オフ会があります。たのしみ〜
→仕事が忙しすぎて体調を崩してしまい、行けませんでした。うがーーー!!!
深夜残業って、20時間以上/月を何ヶ月か続けていると、全身から危険な兆候出てきますね。
土日に休みが取れても、何もできません・・・

10月:奥様の運転で幕張メッセへ
9月はいつもIAA(フランクフルト国際自動車展)に行ってたのですが、今年は行けず。
イーサム恒例の新潟オフにも行けず。
そういうわけで、そろそろ禁断症状が・・・
東京モーターショウだけは行きたい。
ところがあまりのストレスで、体調不良に加え、小康状態だった鬱病まで再発してしまい、
運転だけでなく長距離の列車移動も困難に。
そんなぼくを見かねたのか、なんとウチの奥様が車を運転してくれることに。
日本を離れる前に、三浦半島も行きたかったので、ちょうどよかったです。
それにしても、奥様、ずいぶん運転が御上手になりましたね。
○40km/hクルーズで、ヒラヒラと他車をかわしていきます。すげー。

モーターショウですが、いやー国産勢が元気を取り戻しましたね。
あと、アルピナブースではC2-OSAKAさんと偶然お会いすることもできました。
時間ができたら、写真アップしますね。


11月:あっぶねー
いやーあせりました。東京モーターショウに行った2日後、出張先で車両故障で立ち往生!!うっひゃー
岡崎の取引先から、豊橋の埋立地にある工場に製品を持っていく途中だったんですが、
会社から岡崎までは、まったく異常はなかったんですが、取引先を出る時点から急におかしくなり、
50mも走らないうちに立ち往生、そのうちエンジンも掛からなくなりました。
すぐディーラに電話して、同時に保険会社に連絡をしたところ、
ディーラさんのキャリアは工場長同乗で45分後に到着し、保険会社が手配したナビ付きのレンタカーは1時間で到着。
おかげで1時間程度のロスで済みました。いやーすばやい対応に感謝です。
原因は燃料ポンプの故障でしたが、15万kmも毎日ほぼ全開で走ってますから、まあこんなこともたまにはあります。

じゃあなぜ、タイトルが「あっぶねー」なのかって?

それはですね、2日前にこの故障が発生していたら、高速道路上で立ち往生してたかもしれなくて、
一歩間違えば他車を巻き込む事故になっていたかも。

また、実はこの故障が発生した日は、ウチの奥様が夕方から車を一人で使う予定になってたのです。

もし、奥様が一人の時に、この故障が発生していたら、きっと「こんな車売っちまいなさい!!」てなことになってたかも。。。

あっぶねー・・・


12月:アッパーマウントを定期交換したよ
9月に交換の予定だったのですが、やはり仕事が忙しく、のびのびになってしまいました。
今回もまた、E36アルピナオーナーズクラブのテツさん宅の設備をお借りして、さらにイーサム東海メンバーの皆様にも手伝っていただき、なんとかその日のうちに作業を終えることができました。この場を借りて御礼申し上げます<(_ _)>。

フロントにはZ4用、リアにはE46用を付けました。あとM3用の補強プレートも装着。
結果、ずいぶんと乗りやすくなりました。どれが効果的だったのかは、わかりませんが・・・
マウントはずいぶんつぶれてました。

翌日、助手席に座った奥様のひとことに驚きました。
「ねえ、車高10mmくらい上がった?」

そして走り始めてまたひとこと。
「路面の当たりが柔らかい割に、路面わかりやすいね」

おおお奥様このちがいがわかるんですか!?
奥様の成長っぷり、ステキすぎです!

このページの頭に戻る

「ぼくの車のページ」に戻る