IAA2003・ポーランド編

今のご時世、フランクフルトモーターショウ「だけ」で海外出張なんて有り得ません(^^;
ぼくが今回このモーターショウに前回に引き続き来れたのは、ぼくがメインで関わっている仕事の打合せが、
「たまたまこの時期に、欧州で」行われるよう日程が組まれていたからなんです。
まあ、その日程を組んだのは他ならぬボク、なんですが。


・・・・・・・・はい。確信犯で〜す(*^^*)

というわけで、モーターショウ調査のあと、ポーランドにあるFIAT社の工場(Panda組付ラインおよびウチの場内外注ライン)を視察しました。
目的地はカトウィーゼ(発音あってますか?)。ワルシャワと違い、田舎なんだそうです。

実際、フランクフルトからは、ルフトの一日一便しかカトウィーゼに行く便が無いようで、当日のCheck-inの際も、
一人一人に「明日のフライトにでもいいという人は居ませんか?200ユーロと宿泊、食事を付けますよ〜」
と呼びかけていました。
オーバーブッキングかよ・・・(^^;;
アメリカ便ではよくあると聞いてましたが、実際に遭遇したのは初めてです。
この便を逃すと明日の同じ時間しか飛行機は飛ばないので、何としてもこれに乗る必要があります。

というわけで、「のーのー!あぃひゃふとぅぼーどぢすふらぃっと!」と言って乗りました。

・・・そんなに残念そうな顔をするなよ。ルフトのお姉さん。
たしかにビジネスクラスの人は1.5倍の場所を占有するけどさ。

結局、乗るのをやめた人の荷物を仕分けたりで時間が掛かったらしく、1時間以上遅れて離陸。
地上がとってもクリアに見えるんですけど、気にしない気にしない・・・(自己暗示)

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ドイツを離れ、次の目的地、ポーランドに向かいます。

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機内食はこんな感じ。2時間のフライトの割にはいい物が出ました。
味は・・・聞かないで下さい。

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冬の雲、ですね

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ポーランドの町並みがみえてきました。
この高度から見ると、旧東、という暗いイメージは全然感じないです。
先入観ってアテになりませんから、ニュートラルな視点で今のポーランドを見ることにします。

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まもなく空港です

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ドイツっぽい小奇麗な家が立ち並んでいます

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午後7時(サマータイム)、まもなく夜です

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奥に見えるのがぼくが搭乗していた機です。
なにげなく帰りのフライトを確認したら、19時半。
この機の復路がそのまま帰りの便になるようです。

実はこの便には明日からの視察をセッティングしてくださったトリノの拠点に勤める方(イタリア人2名)が乗ってらっしゃいました。
で、何とその方の手荷物が飛行機に積まれていなかったんです。
BaggageClaimの窓口にはすでに十数人の行列が・・・(ぉぃぉぃ
聞くと、「よくあること」だそうで。オーバーブッキングの多い便だけに、迷子の荷物も多いんでしょうね。(問題だぞ!)
実際、持ち主の無い荷物が数点コンベアに置き去りになってましたから・・・これもきっとだれかが他の場所で到着を待ってる荷物なんでしょう。
1時間半ほど待って、ようやく手続きが終了、レンタカーでホテルに向かいます。
Heartsとか、アメリカの資本が急速に浸透しているようです。
高速道路沿いには、煌々と明かりの点いた米国系のディスカウント店やファストフード店が並んでいます。

そうかと思えば、街路灯も無く、周囲に民家も無い街道を、薄暗い着物を着て歩いている母娘が居たり、
午後9時なのに明かり一つ点いていない集落があったりと、明暗のギャップがすごいです。

空港から1時間ほど走り、高速道路を下りて森の中を走ること数分。
なんとも素敵なたたずまいの宿に到着しました。

しかし、ただいまの時間22時。
これから夕食です(^^;;;

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これが部屋の鍵。錠が開く時の「かちゃり」という感触は、
近代のシリンダー錠に慣れたぼくにとってすごく新鮮ですた

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部屋の様子。屋根裏部屋です。
ぼくは古い建物なら、普通の部屋より屋根裏の方が好きです。
子供みたいですね(^^)

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ちゃんとISDNが引かれています。すげー
寝床はこんな感じです

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部屋のシャンデリア。趣がありますね

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ドイツの有名メーカ製のシャワー、洗面です。

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ウェルカムドリンクが置いてありました。
ひとりでかんぱーい・・・
ちょっとさみしいけど、リッチな気分です

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