
| *必ず準備するもの* ・耐水ペーパー#600と#1200 ・クリームコンパウンド(中目と鏡面研磨用) ・段ボール箱(塗装ブースの代わり) ・サフェーサ ・アロンアルファ、またはうす付けパテ ・各種工具(ドライバーなど) ・車体色スプレーペイント各色 *あると便利なもの* ・防塵マスク ・汚れても惜しくない服 ・使い捨てポリエチレン手袋 |
| こちらが再生対象のドアミラーです。 やりがいがあるコンディションですw ちなみに、外装部品が割れていたりすると、 いつかまた壊れますので、 たとえ見た目がボロくても、ヒビがが入ってない物なら 上手く直せます。 |
とりあえずバラバラにします。 |
| 車体色を塗るカバーは、下塗り含め6層になるので、 まず真っ先に着手します。 今回は、パテを使うと時間が掛かるため、 深い傷は先にアロンアルファで埋めてから、 サフ掛けと#600水研ぎの繰り返しで面を出していきます。 写真の状態は、最後のサフ掛けを終了して乾燥待ちの状態です。 |
つや消し部は、最初、無塗装かと思ったんで、 白化した部分を金属クリーナーと歯ブラシでこすり落とします。 こうすることで、つや消し仕上げを維持したままキレイにできるんです。 |
| ところがここで2つの衝撃発見! 無塗装と思った部分は、つや消し黒で塗装されてました。 あと、この部分にも深い傷が入ってました。 サフェーサで均してから、#600で面を作ります。 このままつや消し黒を塗るだけでもいいんですが、 黒は、紫外線吸収力が強い色なので、 耐久性の高いシャシーブラックを塗装してから、つや消し黒を乗せます。 当然ながら、下塗り各層の#600での水研ぎは必須です。 最後の塗装に、下地仕上げの結果が全て出てきますので。 |
ここも、つや消し塗装部が剥げてます。 フレームと同様の処理をします。 |
| つや消し部の仕上げは完了しました。 カバー部は2層目まで塗り終わったところです。 このあと水研ぎして、3層目を焼付け塗装して、一晩寝かせます。 |
カバー部のボディ色に#600と#1200で水研ぎしてから、 クリアを一層塗ってみました。 いい感じです。 下地がイイカゲンだと、ここから何をやっても傷や歪は消えません。 |
| さきほどのクリア層を、1200番で水研ぎしてから、 2層目のクリアを焼付け、その後乾燥を充分にさせてから 1200番→3000番→9600番バフ掛けまでを終わらせたところです。 さきほどと、つやの違いがわかるでしょうか? 工場をラインオフしてくるクルマって、どうやって「手間ヒマ掛けずに」 あのつやを出しているのかが知りたいですw |
E36では、この面の映り込みも重要な要素です。 ここは直角面なんで、歪まないよう仕上げるのは難しかったです。 実際、端面のとタレが消しきれませんでした(^^; |
| 全体の完成です。 最初の写真と比べてどうですか? かなーり手間が掛かりましたが、 仕上がりとしては、まぁまぁ満足です。 これで、調達費用&ペイント代&送料がペイできる値段で売れるといいな〜 新品がたしか6万円。 今回、部品代含めかかった費用は約8000円。 どうですか? ちょっと頑張ってみようか、って気になりませんか? 少々の手間を惜しまなければ、 カーショップで売ってるグッズで このくらいの仕上げは可能ですよ〜 |
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