ブレーキパッド&ディスク交換(02/09/15:99300km)


リアのディスクの摩耗が偏ってきたのと、フロントのパッド警告灯が点いたのと、
そろそろ10万Kmという節目でもあったので
思いきって前後とも全交換することにしました。

でも、そうなると気になるのが予算・・・。
前回ディーラでやってもらったときは、前だけで4万円だったので、
単純に考えても8万円。

これはちょっと痛すぎ。

オークションで探してたら、前後セットで4万円程度で出しているお店を発見!
四万円浮くなら、やってみよう。というわけで、ブレーキ部品交換のDIYに挑戦してみました。


*必ず準備するもの*
・15mm、16mmのソケットレンチ
・ブレーキパーツクリーナ
・ラジオペンチ、6mmの六角レンチ
・ジャッキスタンド2脚以上。2脚のときは車輪止めも必要。
・マイナスドライバー、プライヤー、ジャッキ(車載工具でOK)
・ワイヤーブラシまたは要らない歯ブラシ

*あると便利なもの*
・皮の軍手
・防塵マスクと防塵眼鏡
・汚れても惜しくない服

APロッキードのパッド&ディスクセットです。
E36の6気筒モデルと同じものです。
スリットも穴も開いていません。
でもパッドセンサー込みで約4万円は、安いですよね。
リアの状態です。
パッドはまだ半分ほどありますが、
ディスクがガタガタに減っており、同時交換が必要です。
マイナスドライバーをキャリパーの隙間から差し込んで
ピストンを押し戻します。
ゆっくりじわじわとやれば、戻っていきます。
最後の方は、プライヤーを使います。
キャリパーを外します。リアは15mmのソケットを使います。
フロントの16mmを間違えて使うとエライことになってしまうので
よく注意して下さいね。
このボルトがめっちゃ固いです。
フロアジャッキをレンチに掛けて、じわっと荷重をかけましょう。
間違ってもハンマーでバンバン叩くのは危険です。
手を怪我するか、ボルトの頭が損傷してしまいます。
キャリパーを固定しているボルトを外す前に、
ブレーキパッドセンサを外しておきましょう。
キャリパーを外した時に断線してしまう恐れがあります。
やっとキャリパーが外れました。
写真では既にパッドを固定するスプリングは
ラジオペンチを使って取り外しています
これが新品のディスクです。
きれいですね〜
スリットロータはチョット高価だったのであきらめました
古いディスクを外したところです。
パーキングブレーキのライニングが引っかかっているため、
ディスクを外す際は回転させながら
徐々に手前に引っ張り出すのがコツです。
ライニングの周辺には焦げカスがいっぱい付いてますので
新しい部品を付ける前には、これらのダストはシッカリ
落としておきましょう

これでリアが一丁上がりです。
最後にパッドセンサを接続します。
パッドが摩耗しててセンサの電極が剥き出しになっていたら
要交換です。
ここにコネクタがあるので、ここから外して新しいセンサを
接続しましょう。ケーブルは切れやすいので張りに注意して下さいね
次はフロントです。
こちらは16mmのソケットを使います。
このボルトも本当に固いです。
CRCをぶっ掛けた程度では全然効きません。
結局こっちもジャッキ掛けて緩めました。
こちらもキャリパーを外す前にパッドセンサを外しておきましょう。
コネクタはタイヤハウス内にあります。
向こうにこすり落とした後のダストの山が・・・(汗
フロントのパッドは限界まで無くなっています。
パッドセンサもしっかり擦り切れていました
こんなに減るんですね〜
これが新品に組みなおした状態です。
タイヤを外す機会があまりない人は、こういうときに
トレッド面に異物が刺さってないかチェックしましょう。
ジックリ検査できる、またとないチャンスですからね
アル坊のフロントタイヤは235/40ZR17。
だからなのか、他にトラブルがあるのか、どちらにしても
これはまずいでしょ。
鉄板の地肌が銀色に光ってまっせ。
去年交換したステアリングのギアボックス、品番間違えてないかい?

ここに載せた記事を参考にして何らかのトラブルが発生しても、
責任は取れないことをご承知くださいね。
たしかにこの方法でうまくいきましたが、
そもそも保安部品の保守点検および交換作業は、
整備士免許を持っていない人がやってはいけないことになっていますので。

あくまでも、自己責任で挑戦してみようという人のための
参考資料として御覧下さい

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