オリジナル小説・設定資料


ホントに大した物はないです。
自分の資料整理用のページなんで(^^;



第2章 ガレージ355
須軽谷から町の方へ車で2分。
畑のど真ん中にぽつんと建っている白ペンキの木造一部2階建て。
ぼくが住み始めたのは築後10年くらいの頃です。
前に住んでた人は、5年ほど前、どこかに引っ越してしまいました。
修理に必要な工具や資料などがそのまま残ってる割には、前の住人がどんな人だったかは未だに謎。

今はぼくが一人で住んでます。
玄関脇にあるテラスがぼくのお気に入りの場所。
天気のいい日は、ここでひなたぼっこしながら本を片手に紅茶を飲んでたりします。

コーヒーが飲みたくなったら、店を閉めてカフェアルファに行ってしまいますが・・・
ぼくが留守だと、町の人たちはちゃんとカフェアルファの方に探しに来ます。

たまに通研の屋上でぼーっとしてる時もあるんですけどね。
向かって右側が母屋で、左側がガレージになってます。
ガレージの中はけっこう天井が高く、リフトで車を上げても下に人が立てる程度の余裕があります。

ガレージ側のグレーの部分には屋根裏部屋があり、新品の小物部品や塗料、学会誌や各種資料、家電のジャンクなどが山積みになっています。

ちなみにこの家には居間がありません。そのかわり、テラスがあるんです。
ガレージの内部です。
手抜きしてるんで、リフトや工具箱などは全然書いてありません・・・

奥の机が仕事場です。
右にある階段は、屋根裏に通じる階段です。
ぼくの部屋です。
仕事以外の調べものや、雨の日にはたいていここに居ます。

広さは約6畳です。
台所です。
一応食堂を兼ねていますが、だいたいこの広さの家では一人暮らしが限界でしょう。
4席あるのは、食事をしていくほどのゲストがよく来ていたということでしょうか?

テラスの席も4つでしたからね。


第3章 ジャンクヤード

解体待ちの廃車の山。
それとも部品取り用?
人間によって人間のために創られた道具逹の墓場。

ジャンクヤードは、そういう所です。
ここの社長は、地上に残った人逹のためにこれらの部品を再利用していろいろ作ったり、
廃棄された建物から使える機材を持ってきたりして生計を立てているようです。

環境汚染を少しでも食い止めるため、有害な廃棄物はできるだけここに集め、安全な状態に解体するという作業を続けているそうです。
ジャンクヤードは、かなり広い敷地を持っています。
ドーム球場1つ分の敷地に、数棟の倉庫と廃車の山。これをわずか10人程度のスタッフで管理しています。

だから、どこに何があるのかを完全に把握している人は誰もいません。

自分でほしい物を見つけて金額はスタッフと交渉・・・
これがジャンクヤード・スタイルです。


第4章 通研侵入

いかにも「侵入」という雰囲気の写真を撮るため、わざとフラッシュを焚いて撮影しました。

その後強烈な画像処理(笑)をかけて、この写真ができました。
もはや何もめぼしい物が残ってない部屋など、いろいろネタはありました。

このカットは、ちょっとイメージに合わなくてボツになった一枚です。
妙に解像度の悪いところがリアルだと思いませんか?
これは通研の南門から見た周囲の様子です。
近くで見ると、けっこう錆も目立ちます。
茶色というのは案外合理的なのかもしれません。
実際の通研は地上10階、地下2階です。

建物の中には入れなかったので、エレベータの配置や非常階段の位置は、外観からの想像です。

マに受けないで下さいね。
これが通研が只のオフィスビルでない事を主張するアンテナです。

台座の直径は10m以上ありそうです。
小説では、ここにマイクロ波アンテナがあって、ぼくが発見した時も何かの送受信をやっていたという設定になっています。

通研とどこが通信していたかは、いずれまた・・・