聖地巡礼2007(2007/2/10-11)
注:このオフレポは、天野さんの「あまのさんのあたまのなか」によく似ていますが、気のせいではありません。
本人の承諾なく、雰囲気、ノリ、文面、レイアウト、配色など、ほとんどをパクっております。(笑)
この計画は、1月頃から静かに始動していたのですが、いかんせん私みずにーの体調が芳しくなく、
突然中止になる可能性も高かったため、最終的なプランは、自分の体調の波と相談しながら、
ギリギリまで明かさないことにしていたのです。
したがって参加できなかった人も多かったと思います、スミマセンです。
そして2/10(土)の計画最終案発表。
3:00頃 名古屋発
6:00頃 海老名小休止1時間
8:00頃 横須賀PAで仮眠
10時頃 カフェアルファ裏着
随時 三崎口駅でNEMOさんほかピックアップ
カフェアルファ裏の海岸で団欒
(マグロステーキかつ弁当を先に手配?)
12時頃 子網代で昼食
油壺造船所・宮川公園など巡回
ガソリンスタンドにとりあえず寄ってみる
〜17時 通研・長浜海岸・北の大崩ちょっと見る
18時頃 横須賀中央公園で夕暮れ見る
〜21時 中華街で夕食
〜22時 横浜紅葉坂・野毛山展望台からの夜景見る
解散(たぶん22時半ごろ)
(ぼくはNEMOさん邸にお世話になる予定)
翌日はノープランですが、明るいうちに名古屋に戻る予定。
というわけで、参加希望のかたはこのだいたいのスケジュールに適当に合流ください(^^)
などとゆー無責任な声掛けをしたところ、
NEMOさ、タカヒロさ、KAZZさが反応。
金谷さんについては、連絡は取れませんでしたが、
彼のブログに断片的に書かれた予定から、
「土曜AMに横須賀あたりに上陸の可能性大」と推定しての上記スケジュール。
これが吉と出るか凶と出るかは、またのちほど。
みずにーも木曜は会社を休んで、体調の波の頂点が土日に来るよう万全の体制作り。
でもそのせいで、金曜は20時まで仕事(T_T)
寝る時間ほとんどないじゃん・・・
でも寝ますよ。常用している精神安定剤やら睡眠導入剤をしっかり飲んで、
おやすみなさい・・・
起床予定は、AM3時。
・・・さて、そのころタカヒロさんは、と言うと・・・
予定時間より早く起床し、愛車をピッカピカに磨き上げ、いざ出発。
猿投インターまで10分。
よしよし(^^)いよいよプジョーで初の聖地上陸だー!!!
持ち物オッケー、ネタ仕込みオッケー、全部オッケー!!!
ところが出発10分後。早くもアクシデント発生。
なんですかこのポツポツは。
なぜこのタイミングで雨ですか。
「洗 車 し て す ぐ 雨 が 降 る !」
「ハイ、ハイ、ハイハイハイ! あ・そーれ
あるある探検隊! あるある探検隊!!」
じゃねーよ・・・orz
しかも、よりによって高速乗って巡航速度到達後に、
いざと言う時絶対無いと困る、大事な忘れ物(クレジットカード大の公安のカード)に気付く。
さあ困ったぞ。今日一緒に走るのは、あの緑色の
「走る狂気♪」Σ( ̄ロ ̄lll)
公安カードを切る機会が無い筈がない!
いや、捕まりそうになったら即座に減速して知らんぷりすれば大丈夫かな(ぉ
・・・・午後4時、そんなことが起っているとは知らず、みずにーは爆睡中・・・・
ここまでの日記をちゃんと読んでた人は、もう1つのアクシデントに気付かれたでしょうか。
児玉「では次の問題はアタックチャンス。2007年聖地巡礼オフで、2番目にして最大のアクシデントとは、一体何?」
ぽーん
児玉「はい、地球温暖化の元凶、天野さん」
天野「3時起床のはずのみずにーがまだ眠っている」
児玉「・・正解。では黒の天野さん、・・・・何番?」
天野「女の子!女の子!!」
児玉「え?・・・えー回答者の天野さんが故障してしまったようですので、隣にいらっしゃる奥様のゆきこさん、何番?」
ゆ「では、5番を・・・」
ぽーん、ぽーん、ぽーん・・・・
児玉「4番、3番、2番、9番、13番、15番、20番が黒に変わった!
この結果、天野さんがトップ賞『聖地巡礼2007日記メモテキスト化権』獲得!おめでとうございます」
天野「えええええええええ?」
・・・このへんで目が覚めました。
はい、まだ寝てたんですワタクシ。
携帯のアラームはたしかにAM3時にセットしました。
でも、そのアラームモードは、曜日指定が土日除外になってたんです。
「夢 ま で 出 て く る 日 記 メ モ !」「怖ぇー!!」
「ハイ、ハイ、ハイハイハイ! あ・そーれ
あるある探検隊! あるある探検隊!!」
怖いですね〜
威力抜群ですね〜
でも、その時点ですでに4時半。
速攻ケータイメールで「寝坊しました〜!!」とタカヒロさんに通知。
なによりも、AM4時までにゲートインしないとETC深夜割引が効かないことを知っていただけに悔しい・・・
すぐに着替えて出発。
まさにスクランブル発進。起床〜メール送信〜着替え〜荷物積み込み〜エンジン掛け までで約10分。
住宅地を抜けるまで、静かに徐行しながら油温が40℃を超えたのを確認し、
いよいよ全開走行モード移行!追い上げ開始!!
メーターの針は一気に○40を超える!!ってまだ高速乗ってないし!!
とりあえず名古屋インターまではおとなしくおとなしく走りました。
で、インター乗って、すぐ本気モードで追い上げ開始!
その間にも、タカヒロさんから次々とメールが・・・
2/10 AM 5:40 From タカヒロさ
「こちらは現在愛鷹PAで小休止です。あまり焦らず気をつけて。」
建前→大丈夫ですよ〜燃費に気をつけながらエコラン巡航で走ってますから。
(注:アルピナは140km/hあたりが最も燃費がいい)
本音→ふ。追いつきゃネタになるな。そのままゆーっくり休んでてくださいタカヒロさん。
2/10 AM 5:42 みずにー返信
「了解〜今菊川です(^o^)」
ほぉー起床1時間ちょいですでに120kmの移動完了ですか。
それにえらくメールの打ち返しが早いですね、という突っ込みはやめてください。
(定型句を入れてあるため、場所だけ打てば送信できるようにしてあったのです)
さらにメールは続きます。
2/10 AM 6:35 From タカヒロさ
「海老名着です。休憩後、横須賀PAまで行って仮眠してます。」
よっしゃ、かなり追い詰めたぞ。海老名で撃墜じゃ〜〜(ぉ
当然即返信。
2/10 AM 6:35 みずにー返信
「了解です〜今裾野です(^o^)」
結局、みずにーの海老名着は7時ちょっとすぎ。ひょっとしてタカヒロさんまだ居るかな〜と車を探してみたのですが、もう居ませんでした。ちっ。残念(ぉ
ここで30分ほど休憩しながら朝食。
「限定!カツサンド」というのを買ってみたのですが、名古屋の有名喫茶店「コンパル」のカツサンドのほうが値段も安く味も上でした。
キャベツも何も入ってない、ただの「とんかつパンはさみ」でした。ダマサレタ。
さて、保土ヶ谷バイパスの渋滞がそろそろヤバイです。
7時半、海老名出発。
ほぼ予想通りの渋滞を抜けて、横須賀PAに着いたのはAM8時。当初の予定通り到着です。
さてタカヒロさんは・・・?
いたいた。助手席でお休み中です。
というわけで、起こしちゃ悪いんで、エンジン切った状態で隣の駐車枠に滑り込んで停車。
なのになぜ気付きますか?
タカヒロさん、待ち合わせ場所に着いたのは30分ほど前だったようです。
つまりぼくは、海老名で停まらなければ追いつけたのかー
orz
時間通り着けたにもかかわらず、なんだか敗北感をおぼえました・・・
お互い300km近い移動をしたばかりなんで、「9時まで仮眠しましょ」
ってことで眠り始めて5分後、聞き覚えのあるエンジン音が。。。
KAZZさ「おはようございます〜」
というわけでKAZZさんに寝込みを襲われたみずにーさんと私。
でも、KAZZさんのデジカメに入ってた新婚旅行の写真を見ているうちに眠気などすっかり飛んでいきました。
いいなーイタリア、スイス。
数百枚あるという写真をダイジェストで見せていただくこと小一時間、
NEMOさんから「あと15分くらいで駅に到着しそうだよ〜」と入電。
駅に着く前に電話してくれるところが、NEMOさんらしい気遣いですよね。
「駅に着いたよ〜」などと電話されたら、駅に行くまで焦っちゃうじゃないですか。
20分くらいで三崎口駅に到着すると、事実上の主役、NEMOさん登場〜
実際に会うのはホント数年ぶりです。
ここまで来てよかった、と思える一瞬。
そしてここで、金谷さんとの連絡手段を唯一持っているNEMOさんに金谷さんの召還を依頼。
名探偵みずにー&NEMOさのコンビの予想では、今頃三浦半島のどこかに居るのはほぼ確実。
というわけで携帯にTEL。
NEMOさ「・・・・出ないようなので、留守電に入れときました」
このまま駅に居ても仕方ないので、とりあえずカフェアルファに移動することに。
その昔、バーベキューオフをやった場所で、ここまでの出来事を各自披露。
KAZZさんは首都圏の渋滞回避に苦労したようですが、結局一番「まとも」にこっちまで来れたようです。
ちなみに、海岸までの小道は、急斜面に階段状の刻みが掘られていたりと、かなり歩きやすくなってました。
以下、発言者の生命安全のため匿名でお送りします。
「ところで、天野さんから『日記メモが持ち物リストに入ってない』って言われちゃったんですけど」
「あれは天野さんとセットで初めて機能するもんでしょ?メモはあくまでもハードウェアで、天野さんというOSが搭載されて初めてあの破壊力を発揮する」
「そうなんですよ。だからね、もしゆきこさんだけに直接連絡が取れたら、『2月10日は、午前2時半から30分間、マンションと玄関のセキュリティを切っておいて欲しい。緑色と青色の外車に乗った怪しい2人組がご主人を拉致するが、翌日晩までに、充実した笑顔に満ちた状態で解放するできれば前日晩の食事に一服盛って頂けると仕事がスムーズに済むのでご協力願いたい』という電話をしたかったんですけどね」
「その青い外車ってまさか」
「ぼく一人じゃ無理だもん」
「えええええ!?そうするとこんな感じですか」
-------以下ぼくのネタ振りをタカヒロさんが見事に脚色--------
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2/10 3:30 a.m.
−名古屋市某所−
「・・・あ、もしもしザナさん? おはようございます。起こしちゃいました?って当然寝てましたよね」
『・・・あー・・・今なんじ・・・3じ・・・どしたん?』
「ちょーっと緊急事態でして・・・ドアの前まで来てるんでちょっと出てきてもらえませんか?
一応みずにーさんに道具は作ってもらったんですが、やってみると意外に難しいですねぇ、ピッキn(検閲削除)」
『・・・ちょ、ちょー、どないしたん?』
かちゃかちゃ・・・かちゃっ
・・・カコン。
「あー、良いです。あきましたんで」
『ちょ、なにしとん。てか・・・・うちの玄関をあけてどうs(うぐ)』
−同時刻・岐阜県某所−
「こんばんは、夜分遅くすみません、みずにーと申します。今駐車場なんですが・・・昨夜お話しした件ですけど、大丈夫ですか?」
「ええ、みずにーさんのことはいつも主人から聞いております。こちらは大丈夫ですよ」
「そうですか、ありがとうございます。じゃ、ご主人、1日預かりますね。ちゃんと責任持っておかえししますんで、ご心配なく・・・。」
・・・1時間後。
ザナさんを助手席に縛り付けた青いオープンカーと、あまのさんをリアシートに転がした深緑のスポーツセダンが東を目指していた・・・。
ごそごそ・・・
「・・・・・!?!?!?」
「あ、お目覚めですか、あまのさん」
ルームミラー越しに見知った顔が見える。
「・・・え?え?え?」

ようやく白んできた空をナトリウムランプが尋常でない速度ですっ飛んでいく車窓に混乱気味の男、約一名。
「やっぱり、あまのさんとメモが無いと、このオフは成り立たないんですよ。ほら、既にあまのさんの日記はヨコハマOFFにおける定番のデザートみたいなものになってますし。」
肩越しに見たメーターは、国産車ではありえない数字を指している様にも見えたが、見なかった事にする。
とりあえず、会話のたびに後を向いてくれるのは、気を遣ってるつもりらしいがやめてほしい。
「オフ会でどうしても天野さんが必要なので1日貸して欲しいとゆきこさんに連絡してみたら、快く協力しますって言ってくれたんで、それで迎えに行ったんですよー。」
胸ポケットに無理矢理突っ込まれていた携帯端末(W-ZERO3)を開いてみれば、「ごめんね。」とだけ書かれたメールが着信していた。
「そうそう、なんか最近日記メモ対応の携帯買われたそうですけど、一応こっちも用意しておきましたんで」
助手席に乗せられているのは『K○KUYO』と書かれた段ボール。
「これだけあれば1年くらい持つんじゃないですかね?」
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「って感じですかね」
「タカヒロさん怖ぇぇ。てか面白すぎw」
「じゃ絶対一服盛ってもらわなきゃ。愛知県内で目覚められたら大変ですよ『ゆきこさんはどこーー』って大暴れになります」
「そうだよね〜」
「うんうん、目覚めたらここ(海岸)ってのが一番いいよね」
「ここまで来ちゃってからじゃ、あきらめもつくだろうし」
と、ここで金谷さんから入電。
電車に乗ってたから電話に出られなかったそうで。
NEMOさ「で、いまどちらに?」
金谷さ「横須賀ですけど、これから聖地を廻ろうかと思って」
その他「うぉぉぉぉぉおおおおおビンゴ!!!」
すごいですね、名探偵の推理は完璧でした。
NEMOさ「今、黒崎にみんな居るんですよ」
金谷さ「え?どこですって??」
NEMOさ「カフェアルファの海岸です。今から三崎口に来れますか?」
金谷さ「あー、いいですよ、でもなんで居るんですか?」
NEMOさ「そこらへんは合流後にお話しますよ。ではでは」
ミッションコンプリート!!
こういうのがバチッと成功すると、ホント盛り上がりますよね〜
NEMOさん予測では横須賀駅から三崎口までは、およそ20分とのこと。
しばらく干潮後の潮溜まりなどを眺めながら歓談。
「そろそろ行きます?」
「そうですね。で、車3台じゃ駅で混乱しちゃうんで、誰が行きます?」
「4人一緒に1台ってのはどうです?どうせここに戻ってくるんですし」
ということで、いちばん乗る機会が無かったKAZZさんのフォレスターが出動することに決定。
さっそくみずにーはあたりまえのように助手席をゲット。
かわいそうにタカヒロさんはセンターシート確定・・・
エンジン始動。
うわー、さすがボクサーサウンド、ステキな音です。
現行レガシィより、ちょっとだけ存在を感じるところがまたマニア心をくすぐります。
しかもKAZZさん、いろんなパーツを交換してます。
それにしても、乗ってみないとわかんないことって多いですね。
噂どおりの高剛性ボディ。これなら15万km超えても全然ヤレを感じないでしょう。
しかも、ターボがかなり低いところから掛かるので、4人乗車でもぐいぐい加速していきます。
走る姿のイメージとしては、HAY!さんのレガシィが「浅田真央」なら、フォレスターが「安藤美姫」とでもいう感じでしょうか?
それにしても、ボンネット上のエアスクープ、そんなに派手じゃない形状なのですが、いざ乗ってみるとけっこう視界の妨げになるんですね。
カーオーディオの音もスンバラシイです。
タカヒロさんの206CCも、ずいぶん試行錯誤した結果、すごく良い音出してます。
さすがにマンデリンさんのセッティングは別格ですが。
ウチは、ポン付けのマックオーディオ。それでも純正よりはかなりマシですが。
…だから、これヨコハマ?(笑)
三崎口に着いてしばらくすると、改札口から人がわらわらと出てきました。
電車が到着したようです。
なんか、今日はいろいろタイミングがバッチリです。
「そういえば、金谷さんは一人で来てるんでしょうかね?」
「確認してなかったな〜3人とかで来ちゃってたらどうします?」
「フォレスターなら荷室に正座してれば、傍目には3列シートみたくなるから、バレないんじゃないかな?」
「そういえば昔、『206CCは本当に4人乗りですか』とディーラに警察から問い合わせがあったことがあるらしいですよ」
「捕まえてから車検証確認すれば定員載ってるのにね〜」
「それでも信用できなかったのかな」
…だから、これヨコハマ?(笑)
数分後、遠慮がちに「いかにも関係者」って感じのオーラを放つ金谷さん発見。
結果的に、推測だけで金谷さんの召還に成功するNEMOさんとみずにー。
もう、テンション突き抜けそうです!!
ワザトとしか思えない5名乗車で、カフェアルファに再移動。
「それにしても、よく私が今日この時間にこの辺に居るってわかりましたね」
「3日間の出張という情報がありましたから、恐らく間の日に来るであろう&10時ごろには上陸のはず、と予測しました」
「・・・すごすぎる」
「それにしても、昔に比べて降りやすくなってますね〜この道」
「以前、水タンクやテーブル、クーラーボックスを運んだ時は罰ゲーム並の苦しさでしたからねw」
「うん、この角度ですね。なんとなくあの崖の侵食が、原作同様進んでいるようにも見えますね」
「そういえば昔、あの貸し別荘をうちらで買い取って、サーバ立てたりホントに喫茶店やろうかって言ってましたよね」
「たしか3億?今もそのくらいするのかな〜」
「宝くじ当てただけじゃ、改装費出ませんね」
「原作では平屋でしたから、1階は喫茶店で、2階にサーバ設置とか?」
「で、やっぱお客さんは3日に1人くらいw」
「そうなると経営が成り立たないから、2階はレンタルサーバ&PCパーツショップにしましょう」
「常に階上から動力音がしてる喫茶店?落ち着かねぇーーー」
「店員どうするんですか?アルファさんやココネさんみたいな人が居なきゃお客は3年にひとりとかになっちゃいますよ」
「そこはそれ、我々がローテでコスプr・・」
「店潰れますよ、てか夢を壊されたファンに店潰されますよ」
「だから2階がPCショップなんだよ」
「本業そっちかい」
「でさ、ほらちゃんとカフェアルファのカウンター裏から海岸の洞窟に脱出用のトンネルが繋がってて、そこの湧き水でコーヒー淹れるMIDWAY2号店」
「あ、そっちならぼく店員できそう」
「じゃ、私はスイカを置きに来る係ね。有無を言わさず置いてっちゃうの」
「冬は大根、春はキャベツ、夏はすいか・・・JAか!?」
「おじさんかーいいなそれも。でもまずあの中古車屋になっちゃったスタンドを買い取らないと」
「あれはショックでしたよね〜」
「んじゃぼくはいよいよガレージを名古屋から移転ですか。奥さんには鎌倉に倉庫構えてもらって」
「それ原作に無いし。なんでわざわざ別居w」
なんて話をしながら、海岸を行ったり来たりして、「うみのいきもの」探しに夢中になる5人。
お、ウミウシ発見。
「MIDWAY2号店の店員には、ウミウシも日替わりの持ち回り」
「注文取れるの?てかコーヒー淹れれるんかい」
「いや、癒し系キャラだし、よくよく見ればかわいいし」
「でもいっぱいいますね〜」
「しかもけっこうでかいし、このうねうね感がなんともまったりしてて癒されますね」
「吉田さん(HN:COCONEさん)調査によると、このへんのトンネルは高射砲陣地のためだったりしたみたいですよ」
「カフェアルファ前の直線道路も、特攻用の滑走路にしてたらしいです」
「・・・なんか、そういうのが残ってるってすごいですね」
「そうだ、ザナさんはどうした?」
「あ、昨日一緒にカラオケ行きましたよ」
「じゃ、彼にもこのオフに『参加』してもらおうか」
「なんか2回目のみずにーさん家オフでも同じような展開になってませんでした?」
「もう引っ掛からないでしょ」
「いや、ほらもうあれから数年経ってるし。ザナさんてそういう役回りだし」
「岩のりっぽい海藻採ってるおじさん居ましたね」
「ちょっと食べてみるか」
「ちょwww金谷さん、ミネラル取りすぎwww」
そんなこんなで海岸付近を散策。
トンビが優雅に気流を読みながら上昇していくのを眺めたり、
のんびりした時間を堪能。
「さて、そろそろお昼になりますし、小網代に移動しませんか?」
「そうですね。じゃ、NEMOさん金谷さん、適当に分乗してくださいな」
というわけで移動開始。
「そうそう、忘れるトコでした」とNEMOさ。
先日の沖縄土産&ネタをここで披露。
黒糖パイン?だったかな。アルファさんがボロ泣きしてしまうネタですが、
なかなか美味でした。
あと、みんなに「ちんすこう」も1箱ずつ頂いちゃいました。
家に帰って食べるのが楽しみです。
さっそく座標をセットし、渋滞を回避しながら、いつもの「ごはん亭」に到着。
マグロステーキカツ弁当を注文。
KAZZさんは大盛り。
注文を待つ間、予約と思しき人が続々と現れては、保温BOXに保管されていたお弁当を次々と持って行きます。
「そうか、カフェアルファ出る時点で予約入れれば良かったね〜」
「以前オフした時は、電話予約してましたよ。箸袋を取っておいたから電話番号がわかったとかで」
デキる男は「予約する」・・・また1つ勉強になりました。
厨房を5人が見つめていてはプレッシャーになってしまうと思ったんで、ふと向かいの商店を見ると、
自販機に「Cooはちみつ花梨」を発見!
左右の確認もせずガードレールまたいで自販機に突進するNEMOさ。
「だめ車来てる!!」
「いやー珍しい飲み物見ると我を忘れちゃうんですよね」
「あぶないって」
(注:あとでわかったのですが、2007年1月から全国的に普通に発売されたもので、特に珍しいってわけじゃないそうです)
そして謎の飲み物を目にする一同。
金谷さんもそっちのマニアらしく、どんな味かがすごく気になってる模様。
というわけで、開封〜
買った当人であるNEMOさの飲む順が、なぜか最後。
NEMOさんの人となりが垣間見える瞬間。
花梨の酸味とはちみつのほのかなバランスが絶妙。
それでいてまぎれもなくCooの血統を継ぐ味の感触。
なかなかオススメです。
そんなこんなで待つこと十数分、お待ち兼ねのお弁当が完成!
いざ小網代へ。
「なんか、道が広く綺麗になってますね」
「小学校の社会学習とかで来るようになったから、整備されたとか?」
「ありえますね〜」
「あ、石橋の周囲がこんな風に」
護岸に砕石を金網でくるんだ侵食防止壁が作られてました。
たしかに岸辺が削られてますから、ある意味必要な措置だとは思いますが、
あまりにも多く「人の手」が入った変わりようにちょっとショック。
ミツワ高橋別荘も、本邸が消失したままで、管理人小屋も屋根が腐り落ちるなど、完全に放置状態のようです。
さて、いよいよお弁当の時間です。
なんか、年配の方々がいっぱい居ました、聞いてみると、NHK主催の自然観察ツアーだそうで。
「小網代を守る会」の人が居れば、ぜひご挨拶をと思っていたのですが、ちょっと残念。
定番の小網代ノートも、書き込みはあまり無い様で、ページを繰っていくと、2005年までさかのぼれました。
R・一郎さんも、年1回程度のペースで訪れているようです。
お弁当を食べながら水面を見ていると、水面をパチャパチャと飛ぶ魚が居たりして、
「おー、ミサゴ発見」などと盛り上がったり。
「そうだ、ザナさんにお昼一緒に食べない?って連絡してみる?」
「やってみましょう」
「最初の言葉が肝心だよ。餌を慎重に選ばないと引っ掛からないから」
「じゃあ、最初は単に『今ヒマかどうか』だけ聞いてみましょう」
「いいねーそれでいこ!」
From タカヒロ・I To ザナさん
「お暇ですか?」
「うまいうまい!!これなら悟られないよ!!たぶん『桶』って返ってくるんじゃない?」
・・・・数分後。こういうときの数分って、意外に長く感じるものですね。
From ザナさん To タカヒロ・I
「あいてるよ〜 いままでねとったけどw」
一同大爆笑!
「よっしゃー第一段階クリア!よしよしそのまま昼食一緒にどうって誘っちゃえ」
From タカヒロ・I To ザナさん
「今から飯なんですけど、如何?」
その調子!!もう一息!!!
From ザナさん To タカヒロ・I
「どこいけばおけ?」
キター!!!!(≧∇≦)
「さあここからが肝心だ。ぎりぎりわかりそうでわからないところを言わないとネタとして不発になるぞ」
「じゃあ『とりあえず新横浜』ってのは」
「わかりやすすぎて却下w」
「じゃ小網代」
「うーんやはりオチとしては破壊力がイマイチ。」
「ここは『三崎口』でいこうよ。駅名だからギリギリな微妙さがネタとしてはいいんじゃないかと」
From タカヒロ・I To ザナさん
「三崎口。」
「いいねーこの落とし方!まさに『釣り上げた』感が満載の一言じゃない?」
固唾を呑んでザナさんのリアクションを待つ一同。
さあ、この我々のネタ振りを凌駕するどのようなリアクションを返してくれるかザナさん!!
永遠とも思えるほど長い静寂の時間が過ぎ、やがてタカヒロさんの携帯にメールが。
From ザナさん To タカヒロ・I
「そうはいうがな大佐。」
「・・・これは・・・ガンダムネタかな?」
「大佐かぁ・・・何のネタだろう?」
首をひねる一同。
かなり手の込んだ餌を使った割には、釣り上げた魚は意外にショボかったです。。。
(あとでHAY!さんから指摘があり、これは「メタルギアソリッド」のネタなんだそうです。ごめんねザナさん、みんなわからなかったよ〜)
ザナさんの最後のリアクションが不発に終わり、ふたたび昼食と歓談にふける一同。
そば茶は定番ですね。
「潮は引いてるんですかね?」
「朝来るとここは全然下りられないですから、今は干潮ですよ」
「でも、すこーしずつあの瀬が小さくなってるようにも見えますけど」
「ということは、これから潮が満ちてくるんですね」
「それにしても、ゴミがなくなりましたね。前来た時はけっこう落ちてたのに」
「そうですね。ぼくも初めて来たころは、ゴミ袋1つ持って来て、帰りはパンパンにしてましたから。んでそれを横須賀PAで捨てる」
「そんなあからさまな持ち込みゴミをSAPAで捨てちゃダメじゃないですか」
「でも、おかげで水も綺麗ですねー、底が見えますよ。」
「なんか向こうまで歩けそうですね」
「そういえば、以前天野さん短パンであっちのほうまで歩いていってましたよ」
「じゃあこっちも行けるのかな」
「・・・とおもいきや、あの影みたいなトコから急に深くなっててズドン、と」
「シュノーケル要るじゃないですか」
「シュノーケルと言えば、ガチャピン知ってます?冬の日本海でシュノーケリングしてましたよ」
「パラセールとかもしてましたね」
「筑波サーキットも走ってましたよ。『お前5歳のはずなのに免許どうした』って」
「そういう夢を壊す話はやめましょうよ」
「さっきのシュノーケルでも、口にマウスピース収まってないし、メガネには水タプタプ入ってるし」
「だからさ」
「で、あの素材って、すごく水を吸いやすいじゃないですか。中の人ヘタしたら死にますよ」
「ドライスーツみたいなもんじゃない?」
「中の人はちゃんと酸素ボンベしょってますよきっと」
「で、背中のトコからぶくぶくと泡が・・・」
「だからそういう夢を壊す話はやめましょうよ」
「そういえばモーグル競技にも出てましたよね」
「そうそう、ちゃんとコザック決めてましたしね」
「でも、あの視野じゃ雪面絶対見えてないでしょ。勘で滑ってたのかな」
「中の人すごいよね」
「スノボもやってましたよ。ハーフパイプを背もたれに座ってドーナツ食べてるムックをエア決めながら飛び越えるやつ」
「すげーーー」
「ガチャピンの着ぐるみが発売になるらしいですけど、買う人居るんですかね」
「ドンキで3980円で売ってるみたいですよ」
「NEMOさんさすがチェック早いなぁ」
「買いたいとは思うけど・・・・着たら絶対周りからの期待がすごいでしょ」
「たとえばスキー場で着ちゃったら、スノーパークやモーグルバーンに入らず素通りしようものならあちこちから冷たい視線が・・・」
「ボーゲンで滑ってる時点でアウト。転んだりしたら帰れコール」
「着れない。これは着れない。つまり買えない。需要はあるけど着る人を選ぶよね」
「常に完璧を期待される存在、ガチャピン。ムックというある意味ダメっぽい、なんでもマイペンライな癒し系の親友が居なかったら、あまりのプレッシャーにうつ病で潰れてるでしょうね」
「ある意味アルマーニのスーツ以上のステイタスですよね。ガチャピンの着ぐるみって」
「ぼくは着るならムックのほうがいいな〜。あんなふうに癒しオーラたっぷりの雪男ってステキかも」
…だから、これヨコハマ?(笑)
昼食も食べ終わって、ちょっとあたりを散策。
「ミサゴ岩って、どのへんなんでしたっけ」
「ああここですよ。んで、あ、ちょうどいいやNEMOさんそこでポーズお願いします」
「・・・なんか違いませんか?その中華な決めポーズ??」
「そういえばみずにーさん、以前『道パト』で来たのはどういうルートだったんですか?」
「水戸海岸から沢沿いにちょっと歩いて、崖登って人ん家の別荘のフェンスの切れ目から庭を横切って、防空壕跡のトンネル通ってここまで来たよ」
「あの柵の向こうから出てきたんですか、てか私有地横断ですか」
「そうそう、んで、さっきマッキ橋渡る前にあった分かれ道を行って、三崎口駅に戻ったの。丸一日のハイキングだったよ〜」
「でね、この辺の別荘って違法建築が多いんですよ。たとえばあの海上に杭打って建ててるやつとかは、海岸が国有地だと明らかに違法なんです」
「ほぉぉ〜けっこう多いですよね。でもデザインが面白いなー」
「でしょ、昭和40年代って、建築デザイナーの自由度が高かったんですかね?ぼくもけっこう好きですね、この時代の建築は」
「魚の跳ねが活発になってきましたね」
「でもなかなか写真に撮れない・・・」
「以前マンデリンさんが自慢の一眼レフで狙ってましたが、やはり苦戦してましたよ」
ふと山の方を見上げると、キレイに削られた山肌が。
「あぁ〜ついにここにも開発の手が」
「たぶん三浦縦貫道でしょうね」
「でも、どこへ持ってくの?」
「油壺マリンパーク?」
「あそこが混んでるトコ見たことないよ〜」
謎ですね。
なんでこんな道路要るんでしょう?
「そういえばNEMOさん、最近の体調は正直どうなんです?」
「一応週一で会社に顔を出すくらいにはなってますよ」
「でも、そもそもなぜにそんな目に遭ったかと言うと・・・」
「システム開発にありがちなデスマーチですよ」
「あぁ、曖昧な仕様でスタートして、あとでどんどん仕様が追加されて、それでも納期そのままだからエンジニアがバタバタ倒れて」
「それで補充人員入れるんだけど、これまでの開発記録がきちんと管理されてないからどんどん遅れていく」
「そうそう。で、最後は全員死亡」
「自A隊でも、システム開発だとそんなこともあるんじゃないですか?」
「いやうちはゲイツ君OSに載せるアプリですから、それほどでも」
「・・・にしても、月の残業160時間はきついですよね」
「しかも年俸制だから残業付かない」
「それってホワイトカラー・エグゼンプションじゃないですか」
「そうなの。もう3年前からそうなの。でもね、今は逆にそれを利用してサボりまくってますけどね」
「それくらいでいいんですよ。今までが今までだったんですから」
「一応月初に宣言した仕事はすべて遅滞なくこなしてますから、文句言われたことは無いです。上司他みんなの理解もありますし」
「でも、160時間残業ってコトは・・・1日16時間労働?」
「そんな感じです。でも、珍しい話じゃないですよこのくらい」
「16時間耐久レースを8ヶ月・・・普通死にますね」
「いきなりだと死にますけど、12時間が14時間に・・・って徐々に体を慣らしていくんですよ。世間でよく3ヶ月で440時間の残業の結果自殺とかあるじゃないですか。
あれは個人差もあるとは思いますが、メンタルでのダメージのほうが大きかったんだと思いますよ」
「耐久といえば、北海道ではママチャリでサーキットを走る12時間耐久レースがありますよ」
「ウチの大学にも自転車の8耐あったなぁ。山の上にある大学だったからアップダウンが激しいし、下りのコーナーでクラッシュもあったりと、けっこうスリリング。ゴール時間はちゃんとAM0時なんですよ」
「三輪車8耐もありますよ」
「けっこうそういう耐久モノのイベントってあるんですね」
「潮が引いた後に、いっぱい穴があいてますよ」
「さっきあそこでアサリか何か採ってる人が居ましたよ」
「じゃアサリかな。カニ穴もありますよ、ほら。」
「NEMOさん夕食のおかずにいかがですか?」
「ちょっと小さくないこのアサリ」
「アサリじゃないのかも」
「えええええ。」
「・・・でも、いいよねここ。こんなにまったりした時間をこのメンバーで過ごすのって、しあわせだ〜」
「全てを忘れられる時間ですね」
午後2時。
「そろそろガソリンスタンド経由でYRPに移動しますか」
「おぉーなんかちゃんと時間通りのスケジュールになってますね」
「まったりしながらも、予定通り。いい感じでしょ」
一同ぞろぞろと車に戻ろうと移動を開始しました。
クーラーボックス内の募金箱に寄付。
ちょwwそれ紙のお金ww。みんな何年分の寄付をする気ですかwww
ふと帰り際に、ミツワ高橋別荘に残された郵便箱を見ると、郵便物が入ってました。
「うわー、これ受取人誰なんだろ、てかどんな内容の郵便なのかな」
「固定資産税の納付督促状とか?早く振り込んでください、って」
「リアルーーww」
などと夢のない会話を楽しみながら森を抜けていきます。
マッキの石橋にさしかかったところで、NEMOさんが体を張ったネタを披露!・・・してくれると思ったのに。
石橋の部分って、橋本体のほうが広いんですよ。
会話に夢中になって橋を渡っていると、そのまま狭くなったスロープの部分でどぼん!
のはずだったのですが、直前で気付かれました(^^;
「えーやっぱここはNEMOさが『いただきまーっす』って言いながら逝かないと」
「で、我々一同は浅瀬にハマったNEMOさんを見て『ごちそうさま』と」
「えええええ。」
「ほら、やっぱ主役ですから」
「ちがう、何か違うよそれ。着替え持ってないし」
「大丈夫です。着替えなら○ンソーのツナギと防寒ジャケットをトランクに常備してますから」
「だから遠慮なく」
「えええええ」
「・・・この辺、昔は不法投棄ですごかったですよね。それがこんなにキレイになってる」
「ホントだ。少しずつですけど、良くなって来てますね」
通り道の造船所の敷地に埋もれたエンジンブロックをみてびっくり。
漁船のエンジンはボルボが多い?!
らしいです。
そんなこんなでガソリンスタンド経由で通研に向かいます。
「予め言っておきますけど、あのスタンドは前回の巨大オフの時の面影は全然無いですからね〜」
名物だったおばさまは、今は向かいの不動産屋さんで働いてますが、火水金にしか居ないそうです。
やがて、見覚えのある筋に出ました。
もうすぐあのスタンドに到着。
「・・・怖そうなお兄さんがVIPカーを洗車してるんですけど」
「すげーこっち見てますよ」
「こりゃ声掛けるのも無理〜」
というわけで、そんな緊張感の中、唯一金谷さんだけが果敢にも撮影を敢行!
(撮影:金谷さん)
スタンドではほとんど時間を過ごすことなく、通研へ移動開始。
この辺りの渋滞は、ホント仕方ないですね。
「一応、正門から3台連続だと怪しまれるんで、路線バスが使う通用門から来客駐車場を目指しますね」
「了解です〜」
というわけで通研到着。
近くで見ると、実に堂々たる建築物です。
この時代の建築物って、独特の雰囲気があって、ぼくはとても好きなんです。
「ここにはウチの会社からも出向者が一人居るんですよ」
「NEMOさんもちょっと間違ったらここに駐在するかもしれなかったんですよね」
「聖地だから場所としては最高だけど、ここでデスマーチはご勘弁」
「ウチの出向者は、国土交通省と共同のプロジェクトの担当らしいんですけど、全然すすまなくて、出番が廻ってこないから
毎日出社してもネットゲームしかやることが無いとか言ってましたよ。しかも人事考課の上司は本社に居るし、
評価しようにも本人のせいで成果が出てないわけじゃないからどうしようもない」
「うわーきついですねそれは」
「まさに『通研の光と影』仕事するなら政府の外郭団体に出向って形がいいです。でんその出向ってのはきついっす」
「そういえばみずにーさんのテールランプって、あれで完成形ですか?」
「他にもいろいろいじりましたよ、ほら車幅灯もこんな感じ」
「うわ明るっ」
「タカヒロさんのハイマウントもLEDですよね」
「だって最初これ、全部ウエッジ球だったんですよ」
「まじすか!?もったいねぇ。何W食うんですかそれ」
今、中部三河地域ではLED化がトレンドのようです。
…だから、これヨコハマ?(笑)
とかなんとか、周囲の広々とした景色をたっぷり堪能した後、
日も傾いてきたので、いよいよ北の大崩に移動開始。
途中、VICSにも出るくらいの渋滞。
何かと思ったら、海岸沿いの道の補修がまだ終わってないんです。
2005年の秋に来た時からずっと。
台風の高波でえぐられた護岸が痛々しいです。
「帰りは葉山のほうから帰ったほうが良いですね」
「一応ナビに打ち込んでみますが、たぶんそうなるでしょうね」
長い対面通行の工事区間を抜けて、ようやく北の大崩に到着。
「そういえば、原作で『ガレージにあるけど動かない車』があるって話がちょろっと出てきましたよね」
「ありましたね。あれ、車種気になりません?」
「たぶん屋根の開く車じゃないかと」
「それで、国産車ではない」
「マイティボーイも、T−TOPも出ましたからね」
「ロードスターじゃカリカリしてて、あの空気感にマッチしないし」
「シティカブリオレとか?」
「やっぱラテン車のオープンでしょ」
「206CC、ありえそうじゃないですか、タカヒロさん」
「だったらうれしいなー」
「ほらこの写真」
「わお、夕日にオープンにサングラス。かっこいーじゃないですか」
「サマになってますよねタカヒロさん」
「それにしても、天気予報大ハズレでしたねー」
綺麗な夕日が見れてよかったです
でも藤色のフィルターは見られず。
「あのKAZZさんが撮った写真以上のやつ、こっちに来るたびに狙ってるんですけどね」
「初めて来てなんとなくとれちゃったんですよー」
「うらやましいなー」
本当は日が落ちるところまで見届けたいのですが、
このあとまだ横須賀中央公園にも行くので、このへんで出発するとしましょう。
「ナビで最適ルート探しますんで、ちょっと待ってくださいね」
何故か出てこない公園。
「えー?横須賀中央公園で、出ないですよ」
「ほんとだ。じゃあ『公共全て』で横須賀を検索してみましょう」
「中央公民館?たぶんこれですね。なんとなくこの地図見覚えありますし。」
KAZZさんの車にはナビが付いてないので、前を走る2台でしっかり後を確認しながら移動開始。
途中、ウチのナビが渋滞回避のためにとんでもない細道を指示。しかも微妙に距離がズレてるので、曲がり損ねたり・・・
とは言え、なんとか横須賀中央公園の展望台に到着。
すっかり日も暮れて、いい感じの夜景が見れそうです。
・・・って、駐車場が有料!?
でもそのおかげで駐車が楽々でした。近所の人が車庫代わりに停めてたのが無くなったからでしょう。
1時間以内は無料なんで、マイペンライです。
「なんかこんな住宅地抜けるコースでしたっけ?」
「家が増えましたね」
「うわー久しぶりに来るなぁー」
「以前のオフ会の時には、ますぴーさんが下に隠れてたんですよね」
「そうそう、で、しっかりみんなにバレててネタは不発」
「今回もこっそりMixiの行動予定表見て『今度こそ』って狙ってたりして」
そうこうしているうちに展望台に到着。
「あれぇ?」
「(ますぴーさんが)いませんねぇ」
「居ないでしょさすがにw」
「それにしても・・・・」
「こんなに変わっちゃうもんなんですかね。」
高層マンションが、ちょうど鎌倉方面の風景を見事に隠しちゃってます。
「でもさ、原作の時代には存在しないってコトは、あのマンション実は姉h(以下検閲)で数年で倒壊しちゃう、と」
「そこまで忠実w」
「あ、住んでた人は偽装が発覚した時点で退去済みだから犠牲者はゼロね。ヨコハマに殺生は似合いませんから」
とりあえず夜景撮影〜
いろいろな角度から風景を撮ろうと思うのですが、街灯の光線が邪魔したりと、
なかなかうまく撮れる場所がみつかりません。
「あとでCGで消したいくらいですね、あのマンション群だけは・・・」
…だからだから、これヨコハマ??(笑)
いい感じで時間も経ったので、いよいよ夕飯、中華街に移動です。
いちばん安いコインパークに座標をセットして、いざ移動開始。
でも、心配なのはKAZZさん。
ナビが無いので、KAZZさんを置いてきぼりにしないよう注意して移動します。
が、高速に乗ったとたん、水を得た魚のように元気になる爆音206cc
それを見て&3台目に見覚えのあるヘッドライトとフォグを確認しながら加速するアルピナ。
その結果・・・
フォレスターを迷子にしたアルピナとプジョー
フォレスターと思ったライトは、途中で割り込んできたウィッシュでした(汗
KAZZさん置いてきちゃった!
心配して何度か電話連絡を取りましたが、中華街周辺は慣れてるとのことだったので、
ほどなく現在位置と目的地をやりとりできました。
よかったぁ。
そして、タカヒロさんはなにげに初中華街。
いつものお値打ちなタイムズが満車&行列だったので、1時間700円というとんでもない値段の駐車場にしぶしぶ停めます。
というわけで、これまた予定通り19時に中華街到着。
「さていよいよですが、どなたか『この店に行きたい!』とかあります?」
「いやーもうどこでもいいですよ」
「では適当に行ってみますかw」
春慶節(中国のお正月)がまもなくってこともあり、電飾や飾りつけが、いつも以上に華やかです。
昔と違って、人気の店に大行列、それ以外はガラガラという、なんだかミーハーな街になっちゃってます。
「みなとみらい線ができたからですよ。あれで人の流れが明らかに変わった」
「そういえば、ビルの1階に地下鉄の出入り口ありましたね」
「コンベンションの後、気軽にこっちに来れるようになった関係で、すっかり変わってしまいましたね」
メイン通りから一本外れたところに「いい店」があるというのがぼくの今までの経験。
そういうわけで、ここだ!と思った筋に誘導。
あれ?
なにこの行列。
TVか何かで取り上げられたらしく、その筋の店はどこも行列。
と思えば、看板猫と思いきや、生きてる猫がじっと眠ってたり。
図太いネコです。カメラ向けてもおとなしくしています。
(撮影:金谷さん)
それぞれの店の前の看板を見比べていると、だいたい相場が分かってきました。
2500円くらいで充分って感じ。
行列の出来ている店とほぼ同じメニューで、比較的空いている店に入ることにしました。
「三蔵飯店」というところです。東門から中華街大通り沿い二本目の筋を左に入ったところです。
やっと落ち着いてテーブルに着いて会話が出来るようになりました(^^)
なんか、いろんな話題が錯綜しました。
「今度は北海道オフやりましょうよ」
「やっぱスキーもからめたいね」
「札幌国際スキー場なら、観光もできるし丁度よくないですか?ちなみに金谷さんてお住まいはどちら?」
「札幌市内です」
「うーんそうなると金谷さんには面白くないオフになっちゃうかな」
「いろいろ案内できますからそんなこともないですよ」
「普通に行くなら飛行機だけど、カシオペアとかで行ってみたいな〜」
「フェリーでも行けますよ。そうすれば車で上陸も可能です」
「行きはカシオペア、帰りは北斗星なんてどうです?」
「そういえば北斗星専用機のDD51持ってますよ。」
「あれって重連用に改造されてるんですよね?」
「客車と重連用のもう1両は買えませんでしたが・・・EF66
100番台は持ってますよ」
「タカヒロさんが鉄分豊富だったとは・・・」
なぜか鉄道模型の話にシフト。どんどんボルテージ上昇、鉄分最高潮。
「そういえばみずにーさんのHOゲージ屋根裏レイアウト計画は?」
「時々計画だけはしてますよ。9両編成まで対応できる組立式を屋根裏をめいっぱい使って作ってしまおうかと」
「すげー」
「でも、計画だけでおなかいっぱい、お金はもっといっぱいいっぱい(「無い」という意味)」
「またまたそんなご冗談をw」
とかなんとか、いろんな話題で盛り上がって、首脳会談wでの最終合意宣言は以下の通り。
「我々は中華街にて神に誓う! 『地球温暖化は我々が食い止めるッ!』」(謎)
結局21時近くまで料理食べながらしゃべってました。
そんなこんなで首脳会議は和やかに終了(笑)
「料理の写真撮らないとね」と言ってたくせに、誰も料理の写真を撮らずに
「うまいうまい」と食べまくりw
駐車場までの帰り道、やわらか戦車のクレーンゲーム!?
中華街が危ない?!90式先輩出現。
中華街の門近くでみずにーの萌えクルマ、1986年式のアルピナクーペが突如出現!
(撮影:タカヒロさん)
あとで写っているナンバー見たら所沢在住のB9-3.5クーペに乗るJapan
Alpina Owners Club の方でした。
日本に存在するアルピナのほぼ半数が、ネット上で即座に素性がわかる状態になってるというのもすごいですが。
ここでいよいよタカヒロさんとお別れです。
横浜市内に宿を探して泊まるとのこと。
以前こっちのほうに来た時、CD-ROMナビ@中部詳細版でひどい目に遭ったそうですが、
今では携帯で簡単に見つかる今日。
でもまさか満室とは思わなかった。
アパホテルはじめ、シングルルームですら、どこもかしこも満室・・・・
「やっぱ3連休だと空室ないね〜」
結局、KAZZさん以外全員、NEMOさんの新居に泊めてもらうことに。
当初の予定では、野毛山公園の展望台に行く予定だったのですが、
NEMOさんの新居で騒いだほうが面白そうだったので、座標指定し移動開始。
22時まで居るはずだったのですが、すっかり頭から抜けてました。
新山下から湾岸線経由で葛飾に向かう3台。
KAZZさんとはここでお別れ。おつかれさま〜また会いましょう♪
とは言え、KAZZさんの帰り道は途中までほぼ一緒。
元気よく走ってもついてくるかな〜と思ってたのですが、
KAZZさん曰く「帰りの新山下からの湾岸はマターリ・・・かと思ったらあっという間に星になってたYO!」
だそうで・・・(^^;
AM4時ごろからほとんど不眠だったので、早く移動したほうがいいなーとも思ってたんですよ。
うしろからえげつなく追い上げてくる車(CL600?)が「あくまのぜっと」に見えちゃって、
ちょっとフラットアウト仕掛かってしまいました(^^;
一瞬速度計が230を超えたことに同乗者のNEMOさんが気付いてなかったことを祈ってますw
180までは、こっちを見てたのはわかってたので、できるだけ話しかけてごまかすのに一苦労だったんですよ。
でもそれにプジョーが安全車間を守りつつ付いてきてたのはさすが。
200km/hオーバーで追い詰めたところ、さすがに限界に気付いたの追い越し車線から左に移っていきましたが、めっちゃフラフラのシロウト丸出しの車線変更。
車の性能だけで走れる速度域じゃないんですよ。あきらかに「初心者」な運転でしたねあれは。
とりあえず「教育的指導」をキッチリ入れときました。「煽るクルマ間違えると痛い目に遭うよ」って感じで(笑)
なにせこっちは4人乗車で230クルーズを片手ハンドルでこなせるクルマなんですからね。
あとでタカヒロさんから聞いたトコによると、そのベンツに道譲った瞬間に金谷さんと
「これでみずにーさんのスイッチ切り替わらなきゃ良いけど・・・」と話していたそうで。
ちなみに色々一杯一杯だったそうです。何度かスタッドレスの速度記号を越えたのは無かった事にしてください(爆)
・・・だそうです。ごめんねタカヒロさ。
インター出て、葛飾区に入ったのは22時。
そろそろ帰りの燃料も補給せねば・・・と思っていたところに突然の雨。
しかも雷雨で大雨。
ひょっとしてザナさん、野毛山に居るかもしれない我々に、小網代での恨みを晴らすべく天誅下そうとしました??
甘い。黒糖パインよりも甘い。
残念ながら、そのころちょうどNEMOさん家の近くで給油中でした(^^)
そんなこんなで、NEMOさんの新居に到着。
エントランスでICキー認証。
ホールは2フロア分もある高さで、しかも空調効いてる。
エレベータ内のカメラ映像は全フロアの乗り場のディスプレイで見れる状態。
ルームキーは見たこと無いくらい複雑なやつ。
都内初採用の鍵だそうです。たぶん。
某社のデザイン部のセキュリティと比較しても装備はスゲェです。
とは言え、部屋中に鍵を置きまくってるNEMOさ。意味無いじゃんw
ここでNEMOさのPC経由で全員のデジカメデータを交換。
これでずいぶんラクになります。
あと、DVDのデータとかももらっちゃいました(^^)
学生時代とかだと、こういう風に誰かの家に上がりこんで一晩語り明かすって、普通にやってましたよね。
なんか、若い頃を思い出しますね、こういうのって。
ちなみに、ヨコハマ全盛期、コミケではたくさんのヨコハマ関連のブースが立ってたそうです。
NEMOさんや金谷さんも、その全盛期の頃からの人。
今ほどパソコンやプリンターの性能も高くなかったので、徹夜で製本したり大変だったそうです。
ちなみにタカヒロさんは単行本5巻あたりから、
ぼく(みずにー)は6巻からです。
NEMOさん専用の部屋は、まるで秘密基地の様相。
いろんなトコから宝物が出てきます。
結局使ってないカレンダーや、電車でDなどのコミケ本。
ヨコハマ関連のコミケ本だけで、本棚が埋まっちゃうんじゃないかというくらいのコレクション。
こういうのって、本当に「時代と自分のタイミングと運命とも思える偶然」がすべて交差したとき、
初めて生まれるんですよね。
今この時、あの時と同じことをやろうとしても、仕事や家族を抱えていたり、
住んでる場所も変わってたりしてて、もう絶対に再現できない。
今こうして、NEMOさんの新居でタカヒロさん、金谷さんとともにネタ話に花を咲かせている時間も、
半年後にはもうできないかも。
そう思うと、疲れていようがここで寝ちゃうのは、一生の後悔。
行けるトコまで逝っちゃう事にします。
「ところでみなさん、明日の予定は?」
「ここまで来ちゃったんで、明日はヨドバシに行ってメモリーカード買っちゃおうかと」
「あ、ぼくもせっかくだから秋葉行きたいです。何か掘り出し物あるかもしれないし」
「私は、あの遅いメモリーを何とかしたいですね。安ければ買いたいです」
ここで、NEMOさんのPCルームにさりげなくラインナップされているCDを見て一同「何か偏ってる・・・」
「丹下桜さんのCDなら車に入ってますけど、焼きます?」
なんとタカヒロさん、12枚も持って来てました。
子供のような純真な眼でうなずくNEMOさん。
リッピングしている間、特にやることも無いので
>ヤンマーニ
http://www.nicovideo.jp/watch/utPXM4psJKwPc
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E4%A5%F3%A5%DE%A1%BC%A5%CB
>うどんとスパゲッティ、どちらが優秀か
などのネタで笑う笑う。
しかもこのPC専用部屋、部屋唯一の窓が廊下に面しているんです。
「この窓際に積み重ねると、あまのさんみたいな人が全世界に属性を公開しちゃうかも」
「あははははは」
一人だけ笑ってませんでした。
結局2時くらいに寝ました。
そして翌朝8時。
目覚めるとコタツで寝ている家主NEMOさん 。枕はレアな同人誌?!
「さて、朝ごはん食べに行きましょうよ。近くに喫茶店か何かあります?」
約2名「??」
名古屋人は喫茶店で朝食がデフォだもんで。
NEMOさんがよく行くという昔ながらの商店街に向かいます。
なんか、いい塩梅で下町雰囲気が残ってて、暮らしやすそうな町です。
結局「やよい」で朝食。タカヒロさんは『おはよう!!朝ご飯』が頭から離れなかったようです(注:アイマスネタ)
みずにーは鮭定食を選んだんですが、こっちの地方って納豆がデフォなんですね。
(↑納豆苦手な人)
この新居、金町駅の近くということで、いろいろな名所に挟まれた穴場のようです。
あんまし東京詳しくなかったんで、よく覚えてないんですが・・・(^^;
あと、数枚作ったオフ用の名刺を披露。
余った会社の名刺の裏に印刷したんですが、これが案外難しい。
ところが今じゃ、ミシン目みたいなぎざぎざが出ない、シール式の名刺用紙があるそうで。
それにしても見事な快晴ですね!
使った布団を干したり、身支度を整えながら今日の予定をチェック。
ぼくは表参道ヒルズにも行くので、NEMOさんにつきあってもらうことに。
というわけで、10時OPENにあわせてNEMOさん邸を出発。
タカヒロさんを巻き込めた結果&いちばん早く帰りたい人ということで、
彼の206CCに4人乗車で秋葉原に向かうことに。
「なんか、すごくビタビタに寄せてありますね」
「あそうか、昔トヨタレンタでバイトしてましたね」
「立体駐車場だとの柱の間にも車を詰め込むんですよ。『むしりとった衣笠』ってやつです」
「ほとんど自動車運搬船並ですね(^^;」
「うしろ狭くないですか?」
「秋葉までの移動くらいならへーちゃらですよ」
「そのアームレスト、両面テープで留めてあるだけだから外せますよ」
「こうかな?」バキ!
ちょwwwみずにーさん車壊しちゃだめwww
アームレストがコンソールごと根こそぎ取れてしまいました。
やっぱラテン車は壊れやすいクルマですな(違います)
移動中、なんとなく防衛庁が防衛省に昇格した話題に・・・
「何か変わりました?」
「いろいろ面倒な手続きが増えました。現場はむしろ大変になった感がありますね」
「賃上げとか、春闘とかは公務員だからできないんですよね」
「ここはストライキでもして、一般企業並の給料を要求してみては」
「で、その情報を北朝鮮が掴んで一気に日本に攻めてくる」
「正規の隊員はスト中なので動かない」
「じゃ傭兵部隊を急遽編成」
「そんな人材どこから?」
「ピープルスタッフとか?」
「居ないいないw」
「じゃボランティア募集『若人よ、再チャレンジできるチャンスだ!今こそ美しい日本を君の手で守る時だ!』とかいうスローガンでABEさんが引きつった笑顔でポスタに収まる、とか」
「そんなハイリスクな奉仕活動無理。っていうかそんなこと書いて実弾入りの封筒が自宅に届いても知りませんよ」
「あーっ次の信号右折しないと!」
「あれ、フツーに譲ってもらえましたよ」
意外にマナーの良い東京の道。
これが名古屋だと、地方ナンバーナメられまくり。だれも譲ってくれません。
右も左も解らない。NEMOさんとナビだけが頼り。
というわけで、ヨドバシが見えてきました。
「この道から入るのがイチバン便利なんですよ」
「あ、小学校」
「全面プライバシーガラスですね。中の様子が外から全く見えない」
「アキバにある小学校・・・じつによく『わかってます』よね」
「隣接して交番があればそんなことしなくてもいいんじゃないですか?」
「いえてますねw」
走ること数百m、ついに「アキバ」に到着です。
「うっわー・・・」
いつの間にかモダンで薄味になった秋葉原。
高い高いと思っていた大須より高い駐車場。
何から何まで、数年前とは全然違う秋葉原。
「今度は速くて大きなメモリー買うぞー」とタカヒロさん。
ケータイと共用できるように、アダプターつきのminiSDにしたようです。
一粒512MB。1000枚くらいは撮れるのかな?
フロアを1つずつ上がっていくと、一眼レフデジカメのコーナーが。
「なんかもう、すっかり市民権を得ましたね」
そして次のフロア。
「ほらほらタカヒロさん、ホワイトボディのハイビジョンモニターがありますよ」
アイマスのためだけのハイビジョン ・・・・
「漢ならここは一気に買うべきです!!」
「色が気に入らなかったら、Garage355でパールホワイトに全塗装できます!」
危険な罠に気づいてしまうタカヒロさん。ちぃっ。なぜここまで煽っても冷静なんだ彼は。
しかし次のコーナーにとんでもないトラップが・・・
そしてみんな道連れ。
書店の一角でドクターイエローのレア映像がデモ中。
連結式のストラップ、しかも新旧両方のドクターイエローがラインナップされてるし。
他にも485ボンネット車のチョロQなども。
側窓が印刷じゃなかったら間違いなく買ってたな。
(ちなみにみずにーは名鉄7000系3次車のチョロQもってますが何か?)
結局全員鉄分多めでした。
「昼食どうします?」
「さっきたべたばかりだから、軽めにうどんorスパゲッティ?」
結局、釜揚げパスタの店に入ることに。
「何にしようかな」
「東京まで来て『北海道カニ』は避けたいなぁ」と'01年5月のビールに対してと同じ事を言う金谷さん
結局みんなそれぞれ満足の行くメニューを選ぶことが出来ました。
でも、きっとみんな頭にあるのは昨日のムービーw
「それにしても、インターネットが普及してから、急速にいろんなことが変わりましたよね」
「50年後の日本史の教科書には、『2ちゃんねる』とか『ググる』とかが載ってて、
『メイド喫茶』や『ツンデレ喫茶』なんかが当時の大衆文化としてセンター試験に出る時代になってたりして」
今回のオフ会参加者のうち、一人暮らしはKAZZさんとみずにー以外の全員。
「あえて言おう。特にNEMOさん!」
「は、はい!?」
「若いうちほど食生活には注意してね。社会人になると自分の食べたいものが自由に手に入るから、
どんどん内臓を壊していっちゃうんだよ。とりあえず野菜を食うこと。
たとえばキャベツ1個をどんな方法でも良いから1週間で食べきるとかね。」
いよいよお別れ、フロアを逆に下りていきます。
途中でCDショップ発見。
「高嶋ちさ子さんのCD探してるんですが、置いてある店ほとんど無いんですよ」とタカヒロさん。
「ここならあると思うよ。けっこう大きいし。でも店員さんに聞いても見つからないだろうから手分けして探そう」
というわけで高嶋ちさ子捜索開始。
見つけたのはやっぱりみずにー。
え?全部買うのタカヒロさん!?あぁ1枚だけですよね。
そして地下駐車場に移動し、タカヒロさんを見送る。
残った3人はすかさず地上に移動。 交差点でふたたびタカヒロさんを万歳三唱で見送るが、
ダイレクトエアインテークの爆音にかき消されてか、気付かなかった模様。くぅっ。
気付かれないと恥ずかしいんだぞw
まぁアキバでは「そこらのVIPPERがまた何かやってる」程度にしか思われてないと思うけど(^^;
タカヒロさんを見送った後、NEMOさん、金谷さんと3人で昔ながらの秋葉原を散策。
あやしい中古デジカメの露店や、中古PCパーツ屋、電子部品屋など見て廻ります。
すると突然金谷さん「実はウチのサーバの調子が悪くて、それほど性能良くなくていいのですが、小振りなのが欲しいんですよ」
結局、狭い階段を上った先にあったオフィスで使ってたっぽいPCばかりを置いてある店でパソコンを衝動買い(共犯者2名)w
だから金谷さんに「武器」持たしちゃダメぇ〜!!
・・・でも、この価格なら衝動買いしちゃうわなw
ちゃんと宅配も対応してくれるところが決断の後押しになったようです。
ここで私の制限時間も迫ってきたので、金谷さんとお別れ。
「ぜひ来年、雪がちゃんとあったら北海道オフやりましょう!」
と一方的にお願いしながらお別れしました(^^;
さて、いよいよ私の奥様からの指令実行に入ります。
「ジャンポールエヴァンのチョコペーストを入手せよ」
表参道ヒルズに店があるようです。他には福岡にしか店が無いそうです。
でも、一人じゃとても心細い。なにせバレンタインシーズンですから、男性客など全然居ないはず。
NEMOさんがつきあってくれました。ありがとね(^^)
けっこうな行列ですが、自分が欲しいチョコペーストが売り切れちゃってないかが気掛かり。
で、行列を整理してる店員さんに聞いてみたところ、なんとチョコペーストはこの時期全て
バレンタインチョコに優先されるため、全く入荷しないとのこと。
ここまで来て、そんなー。
奥様の前に手ぶらで帰るわけにはいきません。
状況を電話したところ「じゃあ何でも良いから買って来い」とのこと。
なので、トリュフ、16個入りの限定チョコ、ガトーショコラを購入。
超高級チョコを惜し気もなく買うみずにー
NEMOさは「その姿にゃ惚れます(笑)」と言っておりましたが、
結婚というものはそんな甘っちょろいものではないのですよ(泣
奥様のねがいごとは、すべてかなえるのがオットの役目。
「ありがとね」という奥様の笑顔が見れればそれですべてオッケーなんです。
でも、指令にあった「チョコペースト」は手に入らない・・・ガトーショコラで許してもらえるだろうか????
で、レジに出た金額は9600円くらい。
つか、ゴディバより桁一つ違う(※)ってどんな店だぁ?
(※)桁一つは明らかに誇張で、実際はGODIVAの倍くらい。福沢さんが必要なチョコレートなのです。
値段は二の次です。奥様が女神になってくれるかどうかのほうがずっと重要なのです!
そもそもゴディバはアメリカのブランドで、ハーシーの高級部門とも言われてますんで、
このブランドで盛り上がってるのは日本くらいなのです。
ぼくは庶民的なキャドバリーやMary'sなどが好きですが、そんなレベルで奥様が満足するはずがありませんので・・・
情報を知ったみくにょさんからも「お い ら も 食 べ た い な ー 。」
と、NEMOさんを困らせるコメントが。
ちょうど買い終わったところで、NEMOさんの待ち合わせ相手から入電。
金町までの帰り方を丁寧に教えてもらい、ここでついにNEMOさんともお別れ。
ぼくの乗った電車が走り出して、姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれたNEMOさん。
今回のオフで、いちばん会いたかったNEMOさん。
大変な目に遭ってるけど、一緒に居る間は笑顔が絶えなかったNEMOさん。
また、笑顔で会いましょう!
さて、一足先に帰宅の途についたタカヒロさんからレポが届いておりますので紹介します
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
と、言う訳でタカヒロさんの帰宅編です。一人だったのでキーワード散文形式やっちゃうと誰も何も解らないだけなので普通に書きましょう。
実は昼間に東京の街中を走るのは初めて。東京って歩道が狭くて左右のビルが高くて近いので、何だかクレバスの間でも走ってるような気分になってきます。
知らない道だし、どっちにも行けるように・・・と真ん中の車線を走っていたら左折しそこね皇居のお堀に突き当たり、なにかイベントでもあるのか通行止めを喰らう。なんとかリカバリーするも、目の前に現れた国会議事堂に見とれていたら今度は右折レーンに入り損ねる。
・・・それでもちゃんと入れてくれるのが東京のスマートな所。
すったもんだでなんとか首都高の入り口に到着。
左からの合流は名古屋高速と同じなのね。名古屋と違って本当にビルの間を縫っていくのがサイバーな感じ。
綺麗なビルのミラーガラスに映る自分のクルマに見とれつつ(前見ろって)東名方面へ。
渋滞と疲れと良い陽気のためか睡魔に襲われたので、ここで眠気覚ましのアイマスドラマCDスタート。千早が可愛い(マテ)。
なんとか渋滞をくぐり抜け中井SAで小休止。良い天気なので車内の整理をしていざルーフ開。
他にも屋根開けたアウディA4カブリオレやビートルカブリオレ、ミニコンバーチブルにサーブ9-3カブリオレなんかも居ました。
天気が良いので途中何カ所かSAに止まって富士山の写真を狙いましたが、東よりのため逆光気味になってしまいちゃんと撮れず。
つーか、駒門PAは富士山に地番近いSAなんですが、リコーの看板が邪魔すぎ。
気を取り直して富士川SAで再度撮影のためストップ。ここまで来ると完全に順光になりスッゲェいい富士山が拝めました。
・・・真っ白かと思ったら、雪少ないですが・・・。
富士川SAを出て、ほぼ真横から日が当たり防音壁に運転してる自分の影がきれいにうつっていて、
これをmixiのトップ画像にしてみようかと思い立ち撮影のため左車線へ移動。
道の向きが変わったりチャンスに限って追い越し車線のクルマの影になったりで結局撮れませんでしたけどね。
陽も沈んでしまい、もう諦めて追い越し車線に入ろ・・・と思ってサイドミラーを見て超びっくり。
E36アルピナ! みずにーさんもう追いついてきたの?!
日が沈んだ上にまだサングラスしてたので最初はボディカラーがよく解らなかったんですが、よく見たらブラック。
人違いだったようです。ちょうど後ろは車間が空いていたので後ろから確認した所『B6
2.8/2』とありました。
リアウインドウににずにーさんのと同じニコルのステッカーがあったのでおそらく本物だと思うんですが・・・。
愛知に入り、音羽蒲郡からまた大渋滞。途中追突やらかして止まってるクルマを3台くらい見ました。あとインター2つが長い長い。
家に着いたのはちょうど午後8時。駐車券見ると秋葉原を出たのが午後1時なので7時間ですか。
横須賀まで4時間くらいだったので、やっぱり渋滞がききましたね。
聖地巡礼に行ったのは今回含めて3回。最初の2回が軽のMT車だったため結構疲れまして、
聖地巡礼というとちょっと身構えてしまっていたんですが206ccの楽な事。
行きは渋滞もほとんど無かったので全然近く感じました。
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さて、夕方帰宅したNEMOさんも、みんなが去った部屋を見て、いろいろ思い巡るところがあったようです。
以下、NEMOさんのMixiからの引用にみずにーが脚色を加えた文書です。
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後に「夕凪の時代」と呼ばれるてろてろな時間は、
「ゆっくりと落ち着いて」来たはずなのに、
「こんなにも早く来るなんて」とアルファさんが呟く理由がなんとなくわかった。
OFF会終わって日が暮れて、一人になった自分の家で、
ぼつぼつと片付けをしながら、ふとなんとも言えない気分になった。
あんなに楽しい時間はあっと言う間に過ぎていくのに、
その「残り香」がわずかでも残ると、とてもさみしいものだって。
我が家に引っ張り込んでしまった、みずにーさん、タカヒロさん、Holmes金谷さんの
気配がまだ残るこの家。居間にはまだヨコハマ関連の本やらなにやらあって、なおさら切なくなる。
10年前の自分では気づかなかったこと。楽しい時間を満喫するのに精一杯だった自分が
10年で成長したのか、余計な知恵が付いてしまったのかは分からない。
でも、一つだけ確信が持てることがあった。
できるだけたくさんのヨコハマ好きの人が集まってワイワイ騒ぐ、
ただひたすらに「楽しい」OFF会に、死ぬまでに1度は参加したい。
どうしても会いたい人、そしてもう一度会いたい人が僕にはいっぱいいるんだ。
さっきまで、みんなと楽しく過ごした時間の証。
片付けないと、思い出がリアルになってさみしいし、
片付けるとこれまた思い出を風化させているような罪悪感が出てしまうしで、なんとも難しいです。
とりあえず、宴の後は今日一杯は噛みしめようと思います。
つか、片付かないだけなんですが(爆)
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宴のあとって、すごくさみしいですよね。とくにホスト役は。
でも、だからこそ、またみんなと会いたいから、オフをやるんですよ〜
今度は、どこか場所を借りてやりましょう。
ウチでオフやった時も、
時間と共にどんどん帰っていくみんなを見送りながら、
「あぁ楽しかった」という気持ちと「また寂しくなるなぁ」
という気持ちが入り乱れて、何とも言いようの無い気持ちになりました。
KAZZさんからも、今回のオフにこんなメッセージを頂いております。
「おつかれさまでした〜。 今回は本当にゆっくりできたなぁと感じております。
春の潮風がこんなにも暖かくて気持ちいいものだったんだと
今になってやっと気付いた、ような気がしました。
またこんな時間、作れるといいなぁ。」
ホントに、三浦半島は癒されます。またドライブがてら廻りたいですね。
そして今回のオフに不運にも参加できなかったかぜさん達からも、
「次回はぜひ参加したい!」とのコメントを頂きました。
ぼくもまた、皆さんからいっぱい元気をもらうことが出来ました。
最近身の回りに起ること全てがつらく、いろいろいっぱいいっぱいの毎日でしたが、
「またみんなにこうして会うことが出来るまで」は、生きていけそうです。
集まってくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、本オフレポ作成にあたり、原案を提供頂いたNEMOさん、タカヒロさん、KAZZさんありがとうございました。
「こんなこと書いた(言った)覚えは無い!」とおっしゃる方も居ると思いますが、そこは「日記メモ」としての仕様ですw