プレスデー(9/9-10)&特別招待日(9/11-12)
いよいよフランクフルトモーターショウが開幕しました。
今回は前回の経験も踏まえ、プレスデーの間に主要な車両の調査を完全に終わらせるべく、完全体制で望みました。
コンセプトカーと高級車は、最初の2日間で押さえること。これだけです。
しかしこれがなかなか難しいんですよ。東京モーターショウの約5倍の規模ですから、車の数も、展示会場の面積もハンパじゃないです。
記者会見の前だとクルマは非公開ですし、会見の直後ではTV等が取材にきてしまうので乗ることが出来ません。見る順序をちゃんと決めておかないと、無駄足になってしまうんです。

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ランボルギーニガヤルドです。プレスデーだけの特典、なんと座れるんですYo!

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コックピットの様子。いよいよ乗り込みます。どきどきわくわく・・・(^^)

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メータはおもいっきしVW・AUDI系のパーツの流用です。でも本皮手縫いのインパネが雰囲気出てます
着座は異様に低いです。座高が低い日本人の体型では、前がぜんぜん見えないです

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2DINオーディオが載るので、ナビも置けますね。ティプトロ仕様は、シフトレバーが無いです

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カバンが二個、やっと入るだけのラゲッジ。

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マニュアル仕様のシフト周りは、こんな感じ。やっぱ「球」が一番持ちやすいのかな・・?

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部品館の展示を見ていたら、ガヤルドのホワイトボディを見つけました。

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どう見ても手作り。レーシングカーと同じくらい手間がかかっています。

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こちらはベントレーコンチネンタルGT。これも日本ではまず乗れない車です。

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やはりVW系の影響か、メータはフェ-トンとほぼ同型が流用されてます。でも、このくらいの機能が無いと時代遅れともいえます

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ココだけは外せない、アルピナです。これは最新のB7。スーパーチャージドの500PSです

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さらにびっくり、これは一号車(ロングホイルベース仕様の)です

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これがアルピナ市販車史上最強パワーユニットです

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記念写真を撮ってもらいました。

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こちらはRoadster Sです。

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これも一号車。こんな貴重な車を惜しげも無く会場に持ってくるなんて・・・ひょっとして台数に余裕が無いとか?(ぉ

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これはロードスターS(Z4)用のパネルです。すげーきれい・・・

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製作者はこちらの職人さん。ぼくが日本でB3−3.0に乗ってるといったら、「これはSpecial Customerにしかあげないんだが、キミはSpecial Customerなのでこれをあげよう」と言って皮細工のポーチをプレゼントしてくれました。
やった〜〜(^。^)

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プレスデーのもう一つの楽しみは、コンセプトカーにも乗れちゃうかもしれないことです。

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これはルノーのビバップ。今年のショウでは、小型車のコンセプトカーが数多く出ています。

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シフト周りを宙に浮かすことで、狭い空間を広く感じられるよう工夫しています

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こちらは縦長のメータ。運転視野が縦長なので、これはこれで見やすいかも。画面デザインが70年代風でおもしろいです

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宙に浮いたシート機構。これはこれで意味があるんです。リアシートをフロントシートと重ねるようにスライド収納させることで、シートの強度を下げることなくカーゴスペースの拡大を可能にしています

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マセラティクアロトポルテ。これほど異質な存在感を放つセダンも珍しいです。威圧感とは違う、独特の感じを持っています

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なんか、イタリアンなテイストがプンプン匂ってきますね。

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モダンイタリ-の家具を見ているようです。

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きゃー赤いヘッドの4バルブエンジン!!(クアトロポルテとは、4つの給排気口、つまり4バルブという意味)
これだけでこの車の価値はキマリっす!・・・それにしても補機がぜんぜん無い車です

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ピニンファリナのサインがあります。これはもうただの車じゃないっす。芸術作品っす!

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こちらはベルトーネのコンセプトカー。ニューヨークでも出てたやつです

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交渉してドアを開けてもらいました。

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かなりキレイに作りこまれています。ステアリングスイッチなどは触れませんでしたけど(^^;

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電子ミラーが付いてます。側方の死角はこれで確認できますが・・・カメラはリアバンパーに付いてました。これじゃぁ側方の確認は出来ませんね

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ブガッティのブースに行ってみました。プレスカンファレンス前なので、まだシートが掛けられています

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これが発表後。あれ?この前と同じ車じゃん・・・・

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でも、前回は乗る時間が無かったので、今回は乗せてもらいました。

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ベントレーとは違い、こちらはVW系でも完全に専用部品で差別化してますね。さすがフラッグシップ。

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VWがボクスター、MR−Sに対抗して出す予定のコンセプトカーがこれ。ちょっとS2000にも似てますが。

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最近の高級車はみんな本皮をインパネに使うようになりました。いまどき日本と韓国だけです。最上級車種にポリエチレンのインパネ使ってるのは・・・
さらにこの車は、皮ジャンのようなテカる皮で、スポーティさを強調しています

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ディスプレイメータも、多くのメーカが提案してます。まだ輝度が足りなくて見にくいですが

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ポルシェ356のDNAを受け継いだかのようなデザイン

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コンセプトカーだけあって、やりたいこと全部やってますね。光るエンブレムがイカしてます。

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マイバッハです。この圧倒的な存在感、ステータスの極致です

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まさに「地上を走るファーストクラス」。エルグランドなど足元にも及びません。値段が一桁違いますしね(^^;

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ショーファードリブンカーですが、ショーファー(お付きの運転手)への配慮も万全のコックピット。

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考えられる限りの贅を尽くした車です

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こちらはまもなく発売?SLRです。

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落ち着いた高級感と、走りの予感を見事にミックスさせたインテリア。

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メータの最大値が、この車のパフォーマンスを静かに主張しています

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エンジンの始動ボタンがこんなところに。まるで戦闘機。演出がウマすぎです(^^)

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SLRは、GTカーの技術をフィードバックしています。駆動系は強固なアルミフレームに組まれます。

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ボディはカーボンモノコック、いったい幾らで売る気なんでしょう・・・?

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スリーポインテッドスターが吸気口になっています。あとは全部冷却用みたいです。

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アストンマーチン、V12ヴァンキッシュです。これも日本では柵の外から見ることしか出来ませんが・・・

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乗っちゃいました(^^)ちゃんと専用ナビも付いてます

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この車も、軽合金を惜しげも無く使ってます。

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フェラーリ・チャレンジストラダーレです。競技用ベース車のようですが・・・

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これも乗れました。交渉したらカギを開けてくれました。ギアポジションが出るだけのディスプレイが、この車の用途を物語っています

P9104083.JPG 走り以外の全機能を「駄」と切り捨てたコンソール。まさに漢のクルマです

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でも、本皮バックスキン張りのインパネなど、このクルマに投資した人を落胆させないよう、配慮は万全です。

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このトリコロールのストライプがイイですね

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開幕4日目。調査もほぼ終了したので、街に出て見ました。
カー用品店の品揃えは、日本とあまり変わらないようです。街中なので、駐車場はありませんが。

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路面電車が静かに走っていきます。Uバーンも同じ車両を使っています。

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こちらは新型。これもまた一段と静かに走っていきました。

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古きものと新しきものが交錯する中心街。

このあと三越に行って家族用のお土産を買ったり、自分用のお土産探しをやったりしました。
調査が早く終わったので、土曜はハイデルベルグのバスツアーに行くことにしました。
すでにドイツ滞在も一週間を過ぎ、地元っ子のようにスイスイと切符を買えるようにもなりました。
これでもう、駐在の話が来ても大丈夫?!