潜入!DELPHIブース!!

とある方法で一時的に借用した本物のプレスカード。
しかもそこに書かれている名前は日本名。(プライバシー保護のため氏名は伏せさせてください)

もう完璧です!

僕の胸で燦然と輝くプレスカード!
これさえあれば怖いものなしです!

「そういえば昔ドラえもんのネタでどこでも入れてもらえるパスあったよな〜」
とか考えながら、でんそのブースから50mほどのところにあるデルファイのカプセルに向かいます。

「Excuse me sir Do you have any businesscard?」
あ、えーっと・・・
「そーりあいどんひゃべにびじねすかぁど。あいむじゃすたぷれっす」

「A-ha,walcome to DELPHI!」
おぉ、なんか正しい呪文で封印を解いたような気分です。

緊張しましたよ。
まるで韓国に潜入した北朝鮮工作員になった気分。

デルファイの説明員さんの前で堂々とデジカメのシャッターを切る権利を得たみずにー。

最初の方の数枚はフラッシュ炊いててもブレブレです。
緊張の度合いがわかります。

潜入は一回で完了しないとアシがつきます。
展示内容をしっかり記憶して帰らないとまずいのに、アタマ真っ白。パニック状態です

「Do you want any informations about this?」
う、うわ!?

え、えーっと・・・
「のうてんきゅ。んーあいじゃするっきんあらんなう。いるあすくゆじゃすあいうぉんだばうっでむ」
「OK!If you want,then ask me.See you」
ぼくの変な英語、一応通じたようです。

さて、そんなこんなしながら、偵察任務は進んでいきます。

「あ、これウチが特許出してる構造じゃん。よっしゃ抵触判定要、っと・・・どうりでウチの社員シャットアウトするわけだ」
「ほほぉ〜これがでじたるTVちゅーなぁですか。この台の中にどれだけ補機が収まってるのかなぁ(^^)」

だんだん慣れてきました。
せっかく潜入したので、エアコン、ITS関係以外も見ておきましょう
48Vシステムや、ぼくがオリジナル小説でちょっと紹介してた炭酸ガスエアコンの開発品が置いてありました。
でんそが昔苦労してた部分が、まだこっちでは解決されてないようです。
それともわざとぼやかしてるのか・・・

よ、よっしゃ!
まだウチも競争力あるぞ!(根拠なし)

「Hello!」
「ゑ、ゑす?」(かなり動揺)

「Do you want more infoumations about Future Air-conditioning systems?」

やべ、エアコンを舐めるように見てたのがばれたようです。
「んーそそ。べこざいひゃべばすぃーんさむかいんどぶでむ。あいすぃんかいきゃんたんだすたんどゆあいんふぉめいすん
をっじゅまいんあいていきさむぶろしゅぁあばっでむ?」
「Sure!Just a moment,please」

というわけで、簡単なリーフレットをもらって任務完了、状況離脱!


ね?部品館の説明ってあんまり面白くないでしょ?