
| 今回はホンダフィット、200系ハイエース(ガソリン)、200系ハイエース(ディーゼルターボ)の3台に クルーズコントロールを取り付けます。 納期は3日半。万全の準備で臨みます。 |
![]() 盛岡には午後4時ごろ到着。 さっそく一台目の作業に掛かります。 |
![]() フィットのアクセルペダルはケーブル制御のため、 赤丸で示す位置にクルーズアクチュエータ用の 新しいリンケージを取り付けます。 |
![]() メーター裏から車速センサを、他ブレーキを踏んだ時や、オーバーレブ時にクルーズがキャンセルできるよう配線を取り出します。 この時、ブレーキランプがLEDですと、クルーズ側でインターロックが掛かり、クルーズが作動しませんので、リレー追加が必要です。 |
![]() 安全装置は付いていますが、万一のことを考え、このヒューズを抜けばクルーズコントロールは強制停止できます。 アクセルを制御するため、何重にも安全装置を掛けておかないと、 万一の際危険です。 |
続いて2台目、ハイエース(ガソリン・NA)です。 |
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![]() 今回のクルーズコントロールはバキューム式をなので、 サージタンクと負圧引き込みが必要になります。 ディーゼルになるとここにインタークーラーが来るので、 さらに搭載は厳しくなります。 また、このアクチュエータは作動時にけっこう大きな音を出すため、 キャビンからできるだけ遠い位置に設置したいのですが、 ワンボックス車の場合そうもいかないので、遮音対策が必要になります。 |
![]() この位置から負圧を引き込みます。 この配管の安全確保も重要です。 万一継手や配管にエア漏れがあると、最悪の場合ブレーキが効かなくなりますので、十分注意する必要が有ります。 |
![]() 200系ハイエースは電子スロットルのため、アクセルペダルの付け根にクルーズのアクチュエータワイヤを接続します。 こうしないと、クルーズが「効く」瞬間を足で感じることが出来ず、 誤作動した場合も、その状況を知る手段が無くなる為危険です。 |
![]() コントロールケーブルをコラム下にわざと通します。 万一システムが暴走した場合、このコネクタを抜けば システムは強制停止します。 |
![]() システムのディップスイッチを調整しているところ。 4気筒エンジンですが、V8エンジン、4000パルスという設定が、 このエンジンに対し最もフィーリング良く制御できました。 このような試行錯誤は、車種ごとに必要となります。 |
![]() コントロールスイッチは、オーナーさんに確認を取りながら 位置を決めます。 |
![]() 続いてディーゼルターボのハイエース。アクチュエータを置く場所が 見事に有りません! でも、なんとかします。 |
![]() こちらは電気式のため、レバー式スイッチが付属しています。 どうしても左にスイッチを付けたいということなので、 上下逆に取付け、上からステッカーを貼ります。 |
![]() レバーの見切りはこんな感じ。 |
![]() 電気式アクチュエータはこのように設置しました。 アクロバティックなブラケットでなんとか実現。 |
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