 |
ここがNOAH Corp.です。ぼくの自宅から
わずか数分のところにあります。
アライメントテスタ完備で、アラームの取り付け
等もやっています。取り扱う車種は、M-BENZ、
ポルシェ等がほとんどだそうで・・・(汗)
競技専用車のセッティング依頼もあるそうです。 |
  |
いよいよ取り付け開始。
それにしても、2か月以上洗車をサボっているので
ボディがめちゃ汚いです(笑)
隣のベンツがきれいに見えます、っていうか〜、
ぼくの車がきたないだけだったりして・・・
いや、ふつうこのテの車のオーナーは、もっとまめに
洗車してんだろうな〜 |
  |
これがノーマルのBILSTEIN。純正だと黒です。
乗り心地はそのままにしたかったので、
ショックだけ交換します。 |
 
ブーツ類を移植して・・・・装着。 |
リアの取り付けです。バネはロワアームに
ついているので、比較的楽なんじゃないかな〜?
いえいえ、あの精度の悪いタワーバーが付いてたり、
リアスピーカと内張りをはがさないと装着できないんで
こんな感じで2人掛かり(笑)
厄介な車です。 |
 
バネを固定して・・・装着。この間5分、すげー手際いいです |
フロントの取り付けです。バネが一体になってるので、
外したところでバネを一旦固定。そっとバラします。
ABSセンサとパッドセンサ、ブレーキホースクランプを
外すの忘れずに・・・
さすがプロ。ほぼ自動的にこつこつ作業をこなして
いきます。しかもすごく早いです。
装着はやっぱり2人掛かりです。 |
  |
全ての取り付けをチェックして、タイヤを装着。
とにかく早いです。動きに迷いがないんですね。
輸入車の扱いに慣れてるってのもあるかも。
で、一つ一つの部品の扱いも丁寧。
機械にかけるとき、大した傷が付くわけでもないのに
当たり面にわざわざテープを巻いたり、
ボルトの最後の締め方など、かなり気を遣ってます。
|
  |
一旦ロードテスト。ショックをなじませてから、
アライメント調整を行います。
各車輪にセンサを取り付けます。
ホイールに傷をつけないように、しかも中心を
しっかり出さないといけないんで、けっこう大変な作業です。
しかもオーナーが目の前でカメラ構えて見張ってるし(^_^; |
  |
キャリブレーションを行い、まずは現状値を測定。
アルピナとしてのデータはないので、ベース車の
328i を参考に、一人乗車時の高速安定性重視の
セッティングを出してもらいます。
乗員数でもアライメントを変えたほうがいいそうです。
う〜んさすが・・・勉強になります。 |
 |
これが現状値。左右のズレが規定値を
超えています。ま、ショックを付け外ししたんで、
この位のズレは当たり前ですが・・・
これからこのデータに基づき、調整をかけます。 |
  |
作業をしているのはここの社長さんです。
スタッフはたぶん、10人くらいはいるようですが、
社長さん自身がぼくの車をずっと担当してくれています。
これは、手元に表示されている値を見ながら微調整を
繰り返しているところ。
ポイントはステアリングを完全に固定しておくことだそうで。
ステアリングにちょっと触れただけですべての指示値は
大きく振れます。すげーシビア!慎重な作業を要します。
ぼくも写真を撮るときは、事前に声をかけるようにして、
息を呑んで遠巻きに見守ってます。
|
  |
写真はありませんが、フロントも同様に調整します。
ここまでの作業に要した時間は、休憩込みで約3時間。
はやい。とにかく手際いいです。プロの方のショック交換
作業は初めて見ますが、見てて気持ちいいです。
当然一切手を抜いてませんし、ねじ一個の置き方までも
扱いが丁寧です。もう感動ものです!
ぼくも会社で車バラす時は、もっと気を付けよーっと・・・
|
 |
これが最終調整後のアライメントデータです。
数字ばかりで、ぼくにはどの値がどのくらいだから
どうなんだと言うのはさっぱりわかりません(汗)
ま、社長さんの丁寧な作業と調整の結果なんで
全面的に信用してますけどね・・・
実際乗ってみたところ、駐車場からバックで出るとき、
2cmの段差をストンと下りただけで、「あ、ちがう♪」
というのがわかるほど違います。
車高は予想通り約10mm上がりました。
ノーマルなのにカタログの写真より低いのがずっと
気になってたんですが、やはり抜けてたようです。
だって、伸び方向変えただけなのに、加速時の
挙動が「心許せる」沈み方になっちゃったんですから・・
あと、ハンドリングもさらにダイレクトになりました。
これならワンオフクランクを作らなくても、三浦半島
行きのタイムアップが可能です(笑)
詳細のインプレッションに付いては12月号の
アルピナ日記(12月24日更新予定)にて
報告しますのでおたのしみに・・・
さいごに、快く写真撮影を承諾してくださった
NOAH Corporation 代表取締役の羽田さんに
感謝の意を表します。
ありがとうございました! |